報徳少林寺 乱武留魂太鼓

ほうとくしょうりんじ らんぶ りゅうこんだいこ

 報徳少林寺乱武留魂太鼓は、1988年に報徳学園少林寺拳法部において3台の太鼓で始まりました。その精神は、日頃、少林寺拳法の演錬を通して得た心と体のエネルギーを太鼓に打ちつけるというもので、報徳学園少林寺拳法部オリジナルの創作和太鼓です。  

 心がいくらはやっても体が動かなければ何もできず、逆にいくら体に力溢れても心 が正しくなければ正しい行いはできません。心と体を練り上げ、さらにこれらの働き を司る気力が漲ったときに初めて、自分でも体験したことのない大きな効果が生み出 されます。我々はこの「心、気、力」の一致を目指して創作和太鼓に取り組んでおり ます。

 激しく、熱く太鼓を叩き、心と体のエネルギーを極限まで高め、沸騰する血流を感 じたときにこれをぶつけ合って技をかけ、突き、蹴り、投げ飛ばす、……。こうして 人間が本来持つ野性とでも言うべきものを体感するのであります。

■活動
 毎年秋に『講演と和太鼓の夕べ』と題してこの創作和太鼓の発表会を学園内で行う他、これまでに次の行事に出場し、地域の文化活動にも貢献しました。 西宮甲武体育館落成式、西宮市成人式(1993年、1995年) ロータリークラ ブ総会、第19回(1992年)全国高等学校少林寺拳法大会、少林寺拳法創始50周年記念(1997年)近畿地区講習会レセプション、1998年度少林寺拳法全国大会、第52回(1999年度)西宮市民体育大会開会式、他。

■持ち太鼓
●大太鼓;1台 直径1.5メートル(5尺)
●中太鼓:6台 直径60センチメートル(2尺)
■創作和太鼓メンバー
(1999年度)
勇英成、田中由喜、古家俊介、安田伸宏、八木唯、大西清文、宇藤雄也、山口智、山 口晶、中田智範、丸山洵平、上杉玲雄、八木翔、宇垣敬太
(2000年度)
八木翔、上杉玲雄、大鹿貴則、宇垣敬太、藤本伸也、新垣秀親、橋本賢太、衛藤晋吾、
寺井遊、日高優一、稲田隆宏

■報徳学園少林寺拳法部の歴史
19725月 少林寺拳法有志会設立。設立者:位田隆久(現報徳学園中学校・高等学校長)練習は武庫川河川敷にて。9月 同好会に昇格(21名)10月 少林寺拳法本部により報徳学園支部設立許可。
19732月 機関紙「泥中の白蓮華」創刊第1号発行。99年8月現在までで、第59号。4月 クラブに昇格。
1988年 創作和太鼓「報徳少林寺乱武留魂太鼓」の取り組みを始める。 考案者は当時少林寺拳法部部長、位田隆久。
1990 この年より毎年秋に「講演と和太鼓の夕べ」を開催。講演会のテーマは「今、日本を考える」で、講演会と共に創作和太鼓を発表。
19983月の第1回全国高等学校選抜少林寺拳法大会、7月の第25回全国高等学校少林寺拳法大会、そして本年19993月の第2回全国高等学校選抜少林寺拳法大会と3回連続優勝している。
創作和太鼓は以後、西宮市成人式、西宮甲武体育館落成式、第19回全国高等学校少林寺拳法大会(1992年)、1998年少林寺拳法全国大会、1999年西宮市民体育大会開会式などで発表している。
■報徳学園少林寺拳法部の部員数
高校3年生=19名 高校2年生=10名 高校1年生=12名
中学3年生=4名 中学2年生=5名 中学1年生=15名

※文責・報徳学園少林寺拳法部 顧問 金澤智章

問い合わせ先 cbf80090@pop02.odn.ne.jp
http://www.hotokugakuenshorinjikempobu.com/



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