1997年5月29日
鬼太鼓座・鼓童時代の12年間は、毎日が公演で演奏旅行が続いたので、一般の方に太鼓指導をした、という経験は皆無に等しかった。佐渡の地元の中学生や保母さん対象に数回太鼓教室を開いたり、海外で三宅のワークショップを何度か開いた覚えしか僕にはない。
フリーになってからは太鼓指導の仕事も出来るようになり、やらせてもらうようになった。これはまだここ3、4年ほどの経験でしかないけれど、楽しさと難しさの両面を味わいながら毎回取り組んでいるところだ。
この頃になって、もっと自分の気ままな思いだけで太鼓を叩く場が持てないかと考えるようになってきた（案内には「和太鼓教室」と書いたけれど、これが「太鼓教室」と呼べるかどうかわからない）。
太鼓について考えたり、リズムについて考えたり、自分について考える場所が持てれば嬉しい。太鼓と楽しく時間を過ごすというのが目的だ。
今回は富田作曲の『島海道』を叩きます。と言っても、曲はまだ何もない。太鼓アイランドを島開きするにあたり、牛歩の如く駒を進める旅の始まりには『島海道（とうかいどう）』という名前がいいかなと思っただけだ。
一緒に遊べる島民の方を募集中です。青葉公会堂ではこの３回のみで、この後は、川崎市（宮前区）などで続けたいと思っています。興味のある方はご連絡ください。
（後記／1999.9.6）
上記の島開きから二年以上が過ぎ、太鼓アイランド青葉も太鼓アイランド淡路もお陰様で楽しくやらせていただいております。現在の活動についてはぜひ太鼓アイランドのページをご覧ください。
太鼓アイランド「2周年記念祭」に興味のある方は、『二周年は磯の香り』もご覧下さい
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