TAIKO-ISLAND YOKOHAMA

太鼓アイランド 横浜

横浜の中心地である「関内」でのワークショップ

Illustration/Awaji

 

横浜 桶然 よこはま おけさ

〈〈 担ぎ桶太鼓 〉〉

使用楽器/一尺四寸〜六寸 桶太鼓

※基本的に楽器は自前。

レンタル太鼓・六台まで無料貸し出し有り(要申込み)

太鼓持ち込みの方は、割引きあり

購入ご希望の方も、お気軽にご相談下さい/胴・ロープ 色変えられます

2007年2月から若干値上がりました。例/尺五馬皮60,900円(税込)

 

 

日程/毎月二回、基本的に月曜日

太鼓アイランドの日程が一目で分かる 日程早見表はこちら

18:30 玄関集合搬入(時間に余裕のある方は手伝って下さい)

19:00〜21:20 稽古(途中休憩あり) 

その後、会場の片付け搬出 解散

 

2008年 5月から月謝制に変更します

 

■参加費/7,000円 前月会場にて集めます

※こちらの事情で会場が1回しか確保できなかった場合は、4,000円

※ご自分の桶太鼓を持参の方は、500円割引きいたします

6,500円(こちらの事情で1回の場合は、3,500円

入会費 1,000円(太鼓アイランド未会員の方)

 

■内容/担ぎ桶太鼓スタイルの基礎練習、及び富田オリジナル練習曲

練習曲は『バグダッドの青い空』『萬來』『関一発』を叩いています

おもわず踊りたくなるような桶太鼓を目指します

太鼓アイランド横浜 桶然

萬來桶然

打一好祭2007 発表会にて(亀戸・カメリアホール)

 

 

 

打っ手2006 稽古場発表会にて(2006.3.25)

桶然(おけさ)アゼリア

 

 担ぎ桶オリジナル曲の誕生について

 

 今日は「担ぎ桶」、或いは単に「桶太鼓」と言えばこのスタイルと判るようになった太鼓のお話をしたいと思います。

 桶太鼓を腰前に付けたり、抱きかかえるように持って打つスタイルは全国各地にありますが、肩から斜めに掛けるスタイルは、日本では青森県でしか僕は知りません。また見つけたらご報告します。
 
そこで特に有名なのが岩木山の御山参詣です。

 旧暦の八月一日、ご来光を拝める為に宵山かけて登るのが登山囃子、参拝を済ませて山を下りる時に囃すのが下山囃子。この時に桶太鼓が使われます
 
囃子には、チャッパ、笛、太鼓、そして声のこの四つが欠かせません。この囃子を、佐渡國鬼太鼓座から鼓童に変身した時に取材に行きました。

 林英哲氏が抜けた穴をどう埋めるのか、鬼太鼓座とは違う演目を鼓童はどう作ればいいのか、探し求めての取材でしたが、確か六ヶ月の期間にメンバーそれぞれが全国に旅した収穫は大きかったし、今になってみればよけいにその価値が輝いているように思えます
 
三宅スタイル、担ぎ桶スタイルと言われるジャンルがここから生まれたのです(当時はそんな意識もありませんでしたが)。

 登山囃子・下山囃子の取材には、近藤克次、藤本吉利、山口幹文の三人が弘前に行き、佐渡に帰ってきました
 
僕が最初に見たのはこの三人が演奏する囃子でした


 
今でも「発表やるよ〜」という声を聞いて体育館に集まった発表の夜の事をよく覚えています。

 面白かった。

 それからみんなで練習しました
 
最初に登山囃子
 
これは太鼓を叩きながら念仏を唱えるのですが、この声と太鼓のアクセントの絡み具合が絶妙で、ハマル!
 
声を出しながら(唄を歌いながら)叩く太鼓も新鮮で、声を出すことが快感になりました。

 そして下山囃子は訳なく楽しい


 
そんなことでこの二つの囃子を舞台に上げることになったのですが、登山囃子は何度か上げただけで終わり、下山囃子はアンコール曲として永く鼓童の舞台を飾る定番となりました。

 

 それから三年ほどが経ち、1985年、初めての「親子劇場公演」ツアーを鼓童が行うことになり、この舞台の演出をまかされた僕は、何か新曲をと思い、桶太鼓を担いで動き回る曲を作りたいと思いました。

 これは笛もチャッパもなく太鼓のみで演奏される曲で、導入が太鼓を叩きながらツーステップで列を作って舞台に走り込む
 
客席の通路の幅があればロビーから演奏が始まり、この通路を駆けて舞台に上がりました
 
今では普通に見られるこの登場シーンも、これはもちろん僕も「サムルノリ」に影響されての事だったけれど、和太鼓界では珍しい事だったと思います
 
五人が舞台の上で整列した後は曲のテーマを叩き、各自のソロがあり、またテーマを叩いて終わる。そして退場もまたツーステップです。

 初演はその年の5月22日、長崎県大村市民会館で幕が開きました
 
この桶太鼓の曲の名前がそのものズバリの『縦横無尽』。 初演のメンバーが、僕以外に十河伸一、藤本吉利、齊藤栄一、衛藤光三(レナード衛藤)の五人。翌年にメンバー替えがあり、林田博幸が加わった記憶があります。

 これが担ぎ桶太鼓の、伝統芸能ではない初のオリジナル曲になったのです。 って当時はそんな大層には考えて作ったわけではありませんでしたが、近年の担ぎ桶ブームにつれて、林田氏はじめ何人かがこの事を話してくれているそうなので、当の本人もここらでちょっと発言しておこうかと思った次第です。

 それでこの曲『縦横無尽』、僕は大好きだったのですが、なぜか他のメンバーからは「親子劇場公演ではいいけれど一般公演ではちょっと‥‥」という声が出ており(ツーステップを踏みながらの登場が恥ずかしかったのか??今ではなんでもないことでしょうが)、この二年間で終わりました
 
実はこの時に作った曲のテーマリズムは、そのまま東京打撃団在籍時に再構成して『萬來(ばんらい)』となり、生きています。

 

 

 担ぎ桶スタイルのワークショップは、これまで僕はやっていませんでした(他にたくさんやっている方がおられますし、はっきり言って僕は両面の早打ちなどは得意ではありません)が、あの初めての曲を作ってから早20年
 
担ぎ桶太鼓の歴史というものがあるとすれば、その歴史の一ページを開いたという喜びがあります。

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横浜 太鼓街 よこはま たいこがい

〈〈 ふせ打ち太鼓 〉〉

使用楽器/二尺桶太鼓、一尺五寸宮太鼓など

 

日程/毎月一〜二回、基本的に水曜日

只今、お休み中

18:30 玄関集合搬入(時間に余裕のある方は手伝って下さい)

19:00〜21:20 稽古(途中休憩あり)

その後、会場の片付け搬出 解散

 

■参加費1回 4,000円 前月会場にて集めます

■内容/ふせ打ち太鼓スタイルで基礎練習、及び富田オリジナル練習曲

現在の練習曲は『夏が来た』を叩いています

初心者は基本練習のみ、経験者は片手でベース打ち、片手でリズム打ちの練習

おいしい太鼓をたくさん食べて(叩いて)お腹いっぱい、しあわせ気分!

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お申込の後、ワークショップ会場にてお支払い下さい

見学はできません

二講座参加の方は ■参加費/月 7,000円 前月会場にて集めます

1ヶ月三講座参加の場合は、+3,500円

入会費 1,000円(太鼓アイランド未会員の方)

 

●お願い/太鼓の準備、片付け、搬出、会場の掃除などは原則的に参加者の皆さんにお願いします。ご協力をお願いします

■参加資格;小学生以上の男女。初体験の方大歓迎

■持ってくるもの;自由に動ける服装と靴

汗をかいた後の着替え、タオル、筆記用具、太鼓のバチを持っている方は、持参して下さい

バチをお持ちでない方は、レンタルもいたします。購入希望者は、バチ一組 1,150円(桶太鼓)1,600円(フセ打ち)

講師/富田和明

プロフィールはこちら

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会場/横浜市技能文化会館 地下一階オーディオルーム(音楽室)

●横浜市中区万代町2丁目4番地7 ●Tel 045-681-6551

 

JR根岸線 関内駅 南口から徒歩5分   市営地下鉄線 伊勢佐木長者町駅 出口2から徒歩3分

JR関内駅からもすぐ! 地下鉄ならもっと近い! 沿線の皆さまお越し下さい!

会館内駐車場は、車高157センチ以下 210以下は公園を挟んだ向かい側にある 他にも青空コインがある

すべて一時間400円程度 矢印→は一方通行 赤丸●は首都高速神奈川1号横羽線「横浜公園出口」

高速の出入り口についてはこちらをクリック

 

●主催・お問い合わせ 打組  ●TEL&FAX.045-913-5582

(メールが一番確実。留守番電話時は、お名前、お電話番号、ご用件をお残し下さい)

 
またはメールで utigumi@tomida-net.com お願いいたします

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