『富田和明 兎小舎 なにみてたたく』シリーズが2000年7月3日、第15夜公演をもって終了しました。たくさんのご来場、誠にありがとうございました。公演の新シリーズは今しばらくお休みとし、その間、兎小舎の協力を得て月一回の和太鼓ワークショップの会を持つことにしました。

第四期 月一打 スケジュール 

2004年3月の講座(3/11)で終了しました!長い間、ありがとうございました。

2004年4月から、太鼓アイランド目黒『富田伝統太鼓塾』として開講いたします。詳細はこちら

●兎小舎が2003年12月末で来年売りに出されることになり、来年の予定を入れられなくなりました。今シーズンの月一打は、他会場で行いますご注意下さい(2004.11.16)

●第三期12回・一年がもうすぐ終わります。今回は正直、継続させるか悩みましたが、引き続きもう一年続けてみることにしました。ただし、ホールの都合により突然中断する可能性もあります。日程が発表されたもの(日程早見表で確認して下さい)は、実施されます。内容は、これまでのものと準じますが、メニューを一部入れ替えいたしました。よろしくお願いいたします。(2003.8.24)

第一打 2003年9月 徳島阿波踊り太鼓編 昨年に引き続き2回目の新メニュー 太鼓だけで阿波踊りのエッセンスを叩きます

第二打 10月 秩父屋台囃子 締めリズム編

第三打 11月 秩父屋台囃子 締め玉入れリズム編

第四打 12月 八丈太鼓 ドンドラ編

第五打 2004年 1月 八丈太鼓 本囃子編 会場変更 目黒区祐天寺・上目黒住区センター で実施

第六打 2月 御陣乗太鼓 (その壱)会場変更 江東区亀戸・カメリアホール で実施

第七打 3月 御陣乗太鼓(その弐)会場変更 江東区亀戸・カメリアホール で実施

で終了しました。

1)一回完結の内容/夕方6:30〜9:30 遅れてきてもかまいませんが、7時までには来てください。時間のある方は、6時に来てください。太鼓の音出しは9時まで。その後は話と片づけなど 小倉祇園 八丈 三宅 祇園囃子 鬼太鼓 御陣乗 秩父屋台囃子など、伝統芸能太鼓の富田アレンジ体験版です。オリジナル曲はここでは叩かない予定/また、その日の気分で内容が変更されることもあります。御了承下さい

2004年1月より、会場が変更になります。また、実施時間も7:00〜9:30に変更されます。準備は6:30から。

2)初心者でも受付/まったくの初心者でも構いませんが、一回完結のため時間があまりないので、進み方は早いです。御了承ください

3)全12回とします/9月スタート、8月に終了。一回のみの参加もOK 

4)定員 15名程度/初回のみ、お申し込みが必要です 参加者一名でも実施

5)参加費 一回4,000円/当日頂きます 

 

■日程/下の早見表でご覧下さい

太鼓アイランドの日程が一目で分かる 日程早見表はこちら

■ 問い合わせ・申し込み 打組 utigumi@tomida-net.com まで

兎小舎の劇場に興味のある方は、http://www.c-a-s-net.co.jp/usagi/

場所 東京都中央区築地3-14-4/ミニパフォーマンススペース兎小舎

 電話 03-3545-5613(当日のみ)


Taiko Island 青葉

Taiko Island 淡路

Taiko Island 徳島

叩く見る聞く Oh!太鼓

富田和明的太鼓教室 案内

兎小舎・月一打


第二期 月一打 これまでの記録 

第一打 2001年9月14日(金) 秩父屋台囃子(締めリズム)

第二打 10月22日(月) 岩木山 御山参詣 下山囃子

第三打 11月22日(木) 秩父屋台囃子(締め玉入れリズム)

第四打 12月17日(月) 御陣乗太鼓 (その壱)

第五打 2002年 1月29日(火) 八丈太鼓(ドンドラ)

第六打 2月26日(火) 八丈太鼓(本囃子)

第七打 3月26日(火) 御陣乗太鼓(その弐)

第八打 4月16日(火) 小倉祇園太鼓編

第九打 5月21日(火) 秩父屋台囃子 大太鼓編

第十打 6月26日(水) 鳴り物/あたり鉦・チャッパ+秩父屋台囃子 大太鼓編 の続編

第十一打 7月31日(水) 弘前ねぷた囃子編第十二打 8月30日(金) 三宅 神着木遣り打ち込み太鼓編


月一打番外編『月一打祭(つきいちださい)秋の祭り・交流パーティー
 2001年 9月7日(金)19:00〜21:30 
 東京都中央区築地/兎小舎 参加費/3,000円(飲食代込み・要予約) 
 (問)打組 utigumi@tomida-net.com ? 045−913−5582

 月一回の太鼓ワークショップを続けてきましたが、お陰様で無事、一年間を終えようとしています。これまで一度でも参加された方、また、参加したいと思いながら果たせなかった方、太鼓を叩くよりも飲み食いおしゃべりのほうが好きという方、ワークショップで顔を合わせていても話をする機会がなかった、一度話しをしてみたかったという方、どんな方でもかまいません。太鼓が縁で出会った人々が集う会です。ぜひあなたも、お申し込み下さい。


第一期 月一打 これまでの記録●

第十二打 2001年 8月30日(木) 三宅 神着木遣り太鼓編

   最後はやはりこの曲で締めくくりたいと思いますました。

 

第十一打 2001年 7月31日(火) 弘前ねぷた囃子編 

   太鼓と囃す声、夏は威勢のよい声と弾む太鼓で盛り上がります。

 

第十打 2001年 6月26日(火) 鳴り物/あたり鉦・チャッパ+秩父屋台囃子 大太鼓編 の続編

普段、あまり取り上げられない鳴り物。ちゃっぱ、あたり鉦の取り扱い、使い方などを説明し、簡単な曲を鳴らしてみます。と、書いたのですが、第九打の「ちちぶ」大太鼓が、やはり1回で終わらすのは無理があり、第十打も続編ということにしました。鳴り物もやります。

第九打 2001年 5月22日(火) 秩父屋台囃子 大太鼓編

いよいよ秩父の大太鼓編です。これまで月一打でも、締め太鼓基礎打ち、締め太鼓玉入れ、と二回取り上げまして、これが三回目ですが、これは太鼓の横綱と言えます。僕も普段舞台では一切叩いていませんが(鬼太鼓座、鼓童のレパートリーになっているので)、ちょっと練習で先日叩いてみましたら、楽しくて懐かしくてそしてちょっぴりせつない。僕が佐渡で過ごした青春そのものの太鼓です。やっぱり文句無しにいいです。ここでは秩父地元風ではなく、鼓童風の秩父です(フンドシにはなりませんが)。楽譜があらかじめ欲しい方はご連絡下さい。

第八打 2001年 4月24日(火) 小倉祇園太鼓編 

現地で見たことないのですが、国立劇場で保存会の太鼓を見たのと、僕の佐渡時代、藤本吉利さんから基礎を教わりました。横打ちの太鼓でも、これは移動しながら、歩きながら叩く、踊りながら叩くことが特徴だと思います。唄も歌って楽しくなる夏の太鼓です。

第七打 2001年 3月22日(木) 御陣乗太鼓(その弐) 

僕にとっても久しぶりの御陣乗を12月の月一打で叩きましたが、あんまり面白くて太鼓合宿でもやろうかと思ったくらいでした。月一打でももう一度取り上げます。第四打の続編の形です。まだまだ演じる楽しみを見つけるところまで無理かもしれませんが、最初から最後まで通せるようにしたいと思います。

第六打 2001年 2月20日(火) 八丈太鼓(本囃子) 

八丈太鼓第二弾、これまでにもOh!太鼓合宿では部分的に取り上げてきましたが、一曲丸ごと通せるように短時間で追い込みます。参加予定者には事前に楽譜を送付し説明もします。

月一打番外編『トーク・座・太鼓打ち』富田和明 口演+質疑応答
 2月13日(火)19:00開演(開場30分前)太鼓の演奏はありません
 東京都中央区築地/兎小舎 参加費/2,000円(要予約) 
 (問)打組 utigumi@tomida-net.com ? 045−913−5582

 太鼓打ちという仕事について話し、話し合います。これからプロの太鼓打ちをめざそうという方、仕事にはしないが生活の中に太鼓を取り入れたいと思っている方、自分でやる気はないが太鼓打ちに興味をお持ちの方、どんなことでも結構です。こんなことを聞いてみたかったんだけど聴く機会がなかったという方、太鼓打ちとして現在も試行錯誤発育途上の富田が語り、お答えします。

第五打 2001年 1月30日(火) 八丈太鼓(ドンドラ) 

言わずと知れた八丈太鼓、これはたくさんワークショップなど行われているようですが、私も取り上げない訳にはいきません。横打ちの横綱と言えます。また、次回・第六打は『八丈太鼓(本囃子)』にし、二ヶ月続きで取り上げます。

第四打 12月19日(火) 御陣乗太鼓 

石川県能登半島輪島の名舟に伝わる御陣乗太鼓は、一つの太鼓を多勢で叩くスタイルの代表的太鼓ですが、この太鼓が他の同類太鼓から特出したのはその構成演出、たたき手の演技力にあると思います。作曲家・石井真木氏の父で舞踊家・石井漠氏が、その昔この地を訪れた際、この太鼓を構成演出したという話を聞いたことがあります。現在この太鼓を紹介する文の中に「石井漠」の名前がまったく登場しませんが、真意のほどはどうなのでしょうか?劇的要素を的確に表現しようとしたその裏に僕は石井氏の眼があるように思っているのですが・・・。ともかくこの太鼓の持つドラマ性は非常にユニークで、例えば浦島太郎、桃太郎といったおとぎ話から、シェークスピア劇まで、このスタイルで叩けてしまいます。僕は鼓童時代に鳥獣妖怪が戯れる『鳥獣戯打(ちょうじゅうぎだ)』、東京打撃団では中国男女三人の愛欲劇『花花(ホアホア)2』をこの太鼓から作りました。あなたも御陣乗太鼓のリズムの中で演じる楽しみを見つけましょう。

第三打 11月21日(火) 秩父屋台囃子(締め玉入れリズム)

玉入れだけを叩く回です。実際でのお祭りではその個人の技の見せ所でフリー打ちですが、富田がアレンジして曲を作りました。佐渡時代に使った楽譜もいろいろ引っ張り出していると、林英哲氏や藤本吉利氏の書いたものも出てきましたが、音符を並べたものではないので今見ると何を書いてあるのかよく判りません。元々楽譜なんて作るような類のものではないのですが、打ち手が自分の為に残そうとした記録はその人の勢いを感じさせます。

第二打 10月17日(火) 岩木山 御山参詣 下山囃子

青森県岩木山に伝わる下山囃子は、鼓童発足後の取材で教わったものを長く、ステージで演奏されてきました。現在、かかえ桶太鼓の演奏スタイルが和太鼓界にすっかり定着しましたが、その一番最初の元になった曲がこの下山囃子の演奏だったのです。かかえ桶太鼓を使っての練習となります。

第一打 2000年9月19日(火) 秩父屋台囃子(締めリズム)

最初に何を持ってこようかと悩みましたが、やっぱりこれにしました。僕の持っている太鼓・道具では、充分な形での稽古は出来ません(実際の屋台囃子の叩くスタイルと同じにはならないかもしれません)が、工夫をして叩きたいと思います。一回完結の内容ですが、秩父に関しては二回、あるいは三回に分けます。その一回目は、締めのリズムです。僕が佐渡國鬼太鼓座に入ってまず最初に習った締めのベースリズム+玉入れのリズムを叩きます。

これまで公演では使い慣れたこのホールでの初めてのワークショップでした。客席の椅子も外に出して舞台空間と客席空間に太鼓を並べ15人+富田が整列するとぴったりサイズに収まります。全くの基本リズムのみ(テンテケテケテケ・・・)で二時間半を突っ走りました。15人が一度に、それも最大限の力を振り絞って叩くと兎小舎が爆音に包まれます。大地からの地鳴りのような大音声です。こういうワークショップがしたかった。このシンプルなリズムだけを叩く合宿二日間、とかもぜひやってみたくなるくらいに気持ちよかった。もの凄い音の大きさですが叩き続けていると、その音の中で静寂を感じるようになるのですが、そこまでいくにはもう少し時間が必要。とても時間が短く感じられました。この場所は築地本願寺の横ですがビルの一階にあり、二階はオーナーだから大丈夫ですが三階からはきちんと住んでいる人がいます。後は苦情が来て使用中止にならないことを願うばかりですが、遠慮はしません。いつ苦情が来て使えなくなっても心残りがないように、一回一回は力の限り存分に叩いていきましょう。


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