■富田和明的太鼓合宿 Oh!太鼓

叩く見る聞く笑う語る  

 Oh!太鼓 第11回(2004.12.4〜5)の案内は こちら

 Oh!太鼓 第10回(2004.7.10〜11)の案内は こちら

 Oh!太鼓 第9回(2003.11.8〜9)の案内は こちら

 Oh!太鼓 第8回(2003.6.21〜22)の案内は こちら

● Oh!太鼓 第6回(2002.6.22〜23)の案内は こちら

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イラスト/佐藤 智子

『Oh!太鼓』 Vol.4  一つの太鼓からシリーズ・その1 
 630(土)〜 71(日)  募集終了いたしました
 30日 13:00 集合  1日17:00 解散  
 内容/鳥獣戯打  
    
(御陣乗太鼓の応用パフォーマンス編)

兎小舎・月一打で久しぶりに御陣乗太鼓を取り上げ叩いてみると、思いのほか楽しく、また、時をほぼ同じくして、知人のM氏より1985年の鼓童公演記録ビデオを見せていただいたことにより、昔の血が騒いだ。このたった一台の小さな太鼓からこれだけの楽しみが見つけられる事を、いっしょに楽しみ遊びたいと思います。

『鳥獣戯打(ちょうじゅうぎだ)
鼓童時代に作った太鼓作品。御陣乗太鼓をベースにしているが、猿、鳥、トカゲ、蛙、牛、幽霊などが太鼓を叩く設定。役者の卵時代に猿を勉強していたのが太鼓に生かされるとは思いもよらなかったが、本当に気に入っていたし、国内外問わずお客さまにもよく受けた。もう二度とできないメンバーだが、猿が富田、トカゲの十河伸一、牛の佐藤隆司、鳥の田尻洋に林田博幸、蛙のレナード江藤、お化けの斎藤栄一、他にも鬼の藤本吉利、正体不明生物の大井良明などが出演。誰が太鼓を叩いていようが関係ない、舞台に登場してから退場するまで全員が最後まで演技をしそれぞれが主役でいた。

合宿のスケジュール(これは予定ですので、当日の変更があります)

●6月30日(土)
1:00 受付 部屋確認 レクチャー
    搬入準備など
2:00〜 稽古スタート(音楽室) 
    Part.1 
    途中休憩(約30’)
    Part.2
5:30 自由稽古 
6:00〜7:00 夕食(食堂)
7:00 自由稽古 休み
7:30〜9:00(講堂)
    Part.3 
9:00〜11:00?
    親睦会(まず乾杯の後、風呂10:00まで)

●7月1日(日)
7:30〜8:30 起床(シーツ、枕カバーの片づけ)、朝食(食堂)
8:30 部屋の片づけ 
9:00〜 稽古スタート(講堂)
    Part.4 
12:00〜1:00 昼食(食堂) 
1:30〜 稽古再開
    Part.5 
4:30 搬出 片づけ そうじ 
5:00 終了 解散 

会員参加費用 18,000円 宿泊、全食事、親睦会会費、太鼓使用料などを含む(宿泊されない方も、料金は同じとなります)

(太鼓アイランド非会員は、入会金として別途1,000円)

資格など/初心者歓迎 国籍若老男女問わず(ただし年齢は、中学生以上。小学生の場合は要相談)定員20名ほど

持ってくるもの/自由に動ける服装と稽古用靴。汗をかいた後の着替え、お泊まりセット、筆記用具。 バチを持っている方は、持参してください(持っていない方はバチ代実費1,500円をいただきます)

場所/川崎市青少年の家  

神奈川県川崎市宮前区宮崎105-1 ?044-888-3588
東急田園都市線「宮崎台駅」下車 徒歩15分 無料駐車場あり
電車の方は帰りは、車で最寄り駅「宮崎台駅」まで送ります
※車が少ないときは、お送りできないことがあります

 

問いあわせ・申込み/ 打組-富田 utigumi@tomida-net.com

または→?&Fax 045-913-5582 留守番電話になっている時は、ご用件、お名前、お電話番号をメッセージに入れてください。後ほどこちらからお電話を差し上げます。  
  


『Oh!太鼓』 Vol.3  晩秋の横打ち三つ巴大会

参加の皆さんと(2000.11.25〜26)

『Oh!太鼓』 Vol.2  初夏の横打ち三つ巴大会

参加の皆さんと(2000.7.1〜2)

参考紹介文→●『横打ち 横好き タイコ横丁』(2000.5.2 横打ち太鼓について) 

イラスト/佐藤 智子

『Oh!太鼓』 Vol.1  師走スペシャル大会

参加の皆さんと(1999.12.18〜19)

 参考文:富田和明的個人通信『月刊・打組』 2000年1月号より

おおっ! 太鼓のススメ


                     
12月18〜19日

 

 一八歳で映画学校の演劇科に入学し、二年間で多くの師に学んだが、その時のことをいまだに思い出す。この時期に出逢った事柄は、恋愛に限らず多岐に渡り、深く体と心に刻み込まれるものであるようだ。
 今から25年前の授業での、先生方の顔・声・身のこなしなどを、今でも脳裏によみがえらせることができる。
 いつも穏やかで、時には前夜の打ち上げの酒が残っていたような音楽のO先生、ゆっくりとした物言いながら強い意志を感じさせ何でもその気にさせてしまった演技のH先生、激しい性格そのままの発声訓練のA先生、授業の印象はなく授業の始まる前にいつも尺八を吹いていた舞台演出の先生、初めて身近に太鼓と笛の音を知らされたお囃子のS先生、そしてその中でも一番強く印象に残っているのが、肉体表現の関矢幸雄先生だ。
 先生の最初の授業が「お手玉」だったように思う。苦手な「演技すること」に比べ、練習すれば確実に上達するお手玉に僕は夢中になった。その後はボールを使うこと、棒を使うことを覚え、体を使うことを教わっていく。
「すべては肉体表現から始まる」
「理屈よりも表現できる体を磨け」
が関矢先生の口癖だったように思う。
 現在の太鼓というものは、一つは「儀式・宗教・祭」での神との仲介者として捉えられ、また一つは「純粋に音楽を奏でる楽器の一つ」として楽しむものと捉えられている気がする。単に宗教民俗のものとも言えないし、音楽、と一言で片づけられない面を持っている。僕はその両方の間で遊びたい。25年前と比べると太鼓の世界のなんと多様化したことよ!太鼓教室も全国各地津々浦々で日常的に行われている。
 僕が「Oh!太鼓」で目指すものは音楽教室としての太鼓ではないし、日本の心に触れることでも心の音楽療法というものでもない。結果的にそうなっている面もあるかもしれないが、それを目指すのではない。
「太鼓を通しての自分という肉体表現」、これを考える場でありたい。 

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兎小舎・月一打


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