富田 和明 その日の気分打!2001

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12月31日(月)   

とうとう最後の一日まで仕事をしております。月刊・打組12月号、忘れていません。ようやく書きました。今は午前1 時過ぎ。これから紙面の編集をして原本作り、夜が明けたらコピーと発送作業です。とにかく今日出せば、12月号の面 目は果たせそうです。遅すぎますか?そんな訳で、年賀状は年が明けてからですね。皆様、よいお年をお迎え下さい。

一昨日の夜、久しぶりに新井英一さんのコンサートを聞きに行きました。場所が新横浜のスペース・オルタですから、こじんまりしていたのが良かったのか、大舞台では見られない、何だか昔の新井さんに出会った頃に近い雰囲気がありました。肩の力がごっそりと抜けたいい感じです。それでいて、当然、歌はいいんです。曲間の話も、笑って泣かせます。騒がない落ち着いた大人のコンサートです。それに比べると僕の新紀撃は、大騒ぎで、ちょっと力みすぎかなと少し反省しました。でも熊ちゃんと二人だとどうしても、張り切り過ぎてしまうところがあるし、それをなくすと今度は力が全部抜けてしまいそうで恐いのです。また別 の機会に、僕が一人の時には、こういう余分な力の抜けた公演に出来ないものか、とも思っていました。それにしても新井さんの歌はいいですね。声にも歌詞にもしびれます。帰り道、頭の真上に月が輝いていました。冬の澄んだ清い月です。今夜もそんな月が空にありました。

12月20日(木)   

Tシャツの抽選方法についてのお問い合わせがありましたので、お答えしたいと思います。郵送、ファックス、Eメールで公演ご感想をいただいたすべての皆様のお名前を、小さい紙にお一人づつ記入して、それをまるめて箱に入れ、その中から二名をお選びします。まだ今のところ、当選確率はけっこう高いですよ。これはチャンス! 新紀撃特製Tシャツ当選者には年内発送させていただきます。お年玉で〜す。

昨日から、淡路島でのワークショップが始まりました。星がきれいですよ。

12月18日(火)   

みなさまご無沙汰しておりました。新紀撃01が終わりまして、ホッと一息ついたのもいつの事やら、慌ただしくまだまだ年の暮れは動いております。が、何と言っても新紀撃が終わりましたから、もちろん私の中では、今年はもう終わったような気分です。新紀撃01についての話は、月刊・打組12月号に書くとして、今日から淡路、徳島へ行きます(実はこれを書いているのはまだ17日の夜更け午前2時をまわったところ)。

それから、14日15日、公演にいらっしゃった方、ぜひご感想をお聞かせ下さい。プレゼント応募の受付は26日までと勝手ながらさせていただきます。Tシャツで釣る訳ではございませんが、たくさんいただきたいとこは確かです。よろしくどうぞ!

新紀撃01淡路公演も明日からチケット発売となりました。一つ料金の変更があります。前売り2,800円といたしました。こちらの方もよろしくお願いいたします。

12月27日(木)太鼓アイランド青葉練習予定日は、太鼓の練習はなくなり(会場が取れなかったので)、忘年会といたします。叩かずに飲むだけです。JR・東急田園都市線「溝の口駅」前付近のお店にて7時半集合、場所未定。参加希望者は必ずご連絡を!遅れても合流したい方は、それもOK!どなたでも参加歓迎です。

12月13日(木)   

いよいよ明日となりました。このところ追い込みに入っておりました。明日だっちゅうのに、まだまだごたごたしております。HPの更新もお休みしています。チケットをお持ちの皆様、まもなくお会いいたします。くどいようですが、新紀撃公演は二日間とも当日券の発行もありませんので、御了承ください。申し訳ありません。これが終われば僕の一年もお終いの気分となります。思い残すことなく、楽しみたいと思っています。後これから公演本番までの時間、何ができるのか・・・、しばし、ボ〜としています。ハイ、頑張ります。

12月3日(月)   

これを書いているのは、2日(日)を過ぎた深夜です。お陰様で新紀撃コンサートのチケットは、14日15日とも完売となりました。ありがとうございました。会場の都合上、当日券の発行もできません。大変申し訳ございませんが、悪しからず御了承下さい。次回は来年3月に淡路島、夏に新横浜で再演を予定しております。発売日のチエックをお忘れなく。買い逃された方は、次回はお早めにお買い求め下さい!よろしくお願いいたします。さてと・・・。チケットを買われた方、お楽しみにお待ち下さい!気が付けば12月になっていました。

11月29日(木)   

最近は、新紀撃の稽古に集中しております。HPの更新は公演終了まで、しばらくあまりありません。この機会に月刊・打組 のバックナンバーなどお読みいただければ、嬉しいです。あなたはもう全部読まれましたか?

11月25日(日)   

こうも好天が続くと、青空に毎日胸が痛みっぱなしであります。秋ですね。秋満喫の空です。

今日の午後は、半蔵門にある国立劇場演芸場にマサヒロ水野さんの初めての独演会『マサヒロ水野の手・玉・箱 ジャグる 廻す』に行って来ました。泣かせられました。芸を極めようとする心に。独楽の大師匠や尾張太鼓の大師匠はじめたくさんの方に支えられ、またマサヒロ水野という一芸人が、他のジャンルの人々に篤く影響を与えている(僕も影響を与えられている一人ですが)そのエネルギーに、胸が熱くなりました。いい会でした。新紀撃コンサートが日々迫っています。僕は何をできるだろうかと、考えさせられる時間でもありました。

11月20日(火)   

昨日は、朝5時起床でディズニーランドのお膝元、舞浜小学校へ向かいました(ここの体育館で舞浜幼稚園20周年記念コンサートを行いました)。行く途中に朝日が東京湾から登るのを見ました。昨日の朝も雲一つない快晴、でっかい太陽でした。朝日を見るのは久しぶりです。小学校には7時半に到着しましたが、グランドでは短パン姿の小学生が走り回っています。その足が寒そうに見えたのは僕が年をとったからでしょうか・・・。同日夕暮れ、新宿にあるプーク人形劇場に舞台道具を返しに行っての帰り道、今度は西の空に沈む夕陽を車の中から眺めました。都会のビルの山に沈み往く夕陽です。青い空に突き出たビル群が夕陽を浴びてオレンジ色に輝いていました。

これでプークのてんドンカツドンたいこドンコンサートも終わったし、月刊・打組 11月号(『いまこそアメリカに行こう!』)の発送も終わったし、これからやっと新紀撃の稽古に集中できます。チケットは両日ともまだ残があります。まだお求めでない方はぜひ、お求め下さい!

11月12日(月)   

先週の月曜日から一週間、日本海の天橋立、関西、横浜、東京、小田原と駆けめぐっております。久しぶりのOFF、さすがに今日は昼まで倒れていました。午後から起きあがりもぞもぞと動いていました。Oh!太鼓5合宿も、楽しかったです。一日目は雨でしたが、二日目は雲一つない快晴の下、太鼓を叩きました。気分良かった!写真のアップロードはまだしていません。その前にまだ太鼓アイランドアメリカの話を書かなくては・・・。明日は『てんドンカツドンたいこドン』のリハーサルです。頑張ろう・・・。(後記/第5回Oh!太鼓の写真こちらにあります

11月5日(月)   

今朝は熊谷を広島駅に送り、そこからは一人になって京都の舞鶴辺りまで走る予定ですが、睡魔におそわれ、車を止めて寝ておりました。まだ広島の福山SAです。

11月3日の豊松公演では、強い雨の中、思いも掛けずたくさんのお客様が駆けつけてくださり、満員御礼の中、体感音頭の幕が開きました。もちろん、大変気持ちよくやらせていただきましたよ。ここでは初めての公演なのに「待ってました!」という雰囲気がありました。これも主催の豊松太鼓保存会の皆様にお力によるでしょう。でも今年3月三次で叩いた体感音頭を聞いての追っかけファンも増えているようで、拍手の音が熱かったです。僕も調子に乗ってけっこうアドリブの話が長くなってしまいました。公演が終わってからのお客様からの反応も大きくサイン攻めにあいました。たった二人だけの公演ですが、嬉しいですね。感想のメールもたくさんいただきました。ありがとうございます。

翌日は島根県石見町に移動してのイベント出演。心配していた雨も上がりホッとして秋の空が広がる下での演奏です。三次市の童心太鼓のみなさんの演奏の後、熊谷と二人でトリを務めました。やっぱりアフリカン焼きそばが一番人気でした。その日の夜、広島市に戻ってもう一度最後に熊谷の実家に泊まらせて頂きました。広島で主催していただいた太鼓本舗かぶら屋さんには体感音頭の反響が続々届いているそうで、これも嬉しく聞きました。自分で言うのもなんですが、体感音頭コンサート、けっこうこれからも旅は続きそうです。ひとまず今年の秋の旅はお終いです。でもさすがに少し疲れた。もう少しここで寝ていきます。

11月2日(金)   

昨夜の体感音頭広島公演は、無事終了しました。この主催をしてくれたのが、太鼓本舗かぶら屋さんです。太鼓チームの名前もいろいろ考えますね。ついに本舗まで登場しています。どんな太鼓を叩くのか、気になりますね。そのかぶら屋さんに全面的に御協力をいただきましての広島でした。お客さんの掴みとしては、いま一つ、という感じでしたが、広島でこんなに盛り上がっている太鼓の会は、初めて見たと言ってくれる方もいらっしゃいまして、広島市での公演のお客さんの反応は一概に難しいのだそうです。

今日は、唯一のオフで宮島観光に行きました。広島には何度も来ていますが、厳島神社は初めてでした。歩き疲れて千畳閣では、縁側に腰をかけて長い時間、日向ぼっこをしておりますと、幾千年にも渡る時の流れにも関わらず秋は秋、風は風、空は空、ではないかと、うつらうつら過ごしたのでした。もみじ饅頭はここの名産品だと、ここに来て知りました。あずきに粒あん、クリーム、チーズ、チョコ、抹茶、バナナまで色んな味のもみじ饅頭を試食しただけで腹一杯。にもかかわらず夕方には、熊ちゃんとお好み焼き『みっちゃん』で、スペシャルそばダブルねぎ付きを食べ、再び腹一杯です。苦し〜い。

11月1日(木)   

広島は、アステールプラザのホール楽屋で書いています。昨日は、13時間も車に揺られて到着しました。今、ちょうど東名高速が集中工事中ですのでこんなにかかってしまいました。着いたところは、熊ちゃんの実家です。ここにお泊まりさせていただいております。ここは何と、広島の中心地、原爆ドームと平和公園が家の窓から見えます。広島市民球場も川向こう。昨日の夜は思わず散歩に出かけました。平和公園にひとけは少なく、いるのは数組のアベックとホームレスの皆さん、あとは、満月が煌々と輝いておりました。

今朝は9時に搬入開始。今一息付いたところです。この後、打ち合わせ、リハーサル、本番と続きます。熊ちゃんが昨日から、異様にガッツを体中にみなぎらせています。もうすでにナチュラルハイの状態です。僕は、のんびりとそんな熊ちゃんを眺めて、楽しんでいます。今夜、うまくいきますように。さて、僕は曲を覚えないと(まだ覚えていない?前にやった曲もすぐ忘れてしまうんです)・・・。

10月29日(月)   

昨夜は夜中に帰って参りました。本番中は何とか雨も少なく、無事終了いたしました。旭町にはもう7年も通っているのです。元気村に居ると、知った顔ばかりと出会うので、嬉しくなります。三州旭谺(こだま)太鼓の皆さん、お疲れさまでした!

さて、明後日からは広島ツアーに約一週間、出発します。そしてその後横浜に戻りますと、第5回『Oh!太鼓』太鼓合宿が控えているわけでございます。もうこのコーナーでは、さんざん言っておりますが、私のオリジナル太鼓曲『八重の恋』を叩きます。人里離れた小田原の山の上で、施設は貸し切り状態でございます。今回はまだ、これからのお申し込みでも受付が間に合います。ぜひ迷っているアナタ!は、お申し込み下さい。くわしい案内はこちら

10月28日(日)   

名古屋から車で約1時間半、旭高原で今朝は目覚めております。昨夜は、美しい月夜でした。月明かりの下、遠くまで木立がゆっくりとほのかに揺れているのが見えました。宿は、打撃団フルメンバー(最近では高田淳も加わっております)+代表平沼+スタッフTの八人だけが泊まれるスペースで、大部屋です。新聞もテレビもありません。周りにも何もありません。高原の上ですからね。ここに佐藤健作がジャグリングのボールを三個、自分の練習用に取り出しますと、我も我もと奪い合い、順番待ち状態で、みんなのものとなってしまいました。必死でボールを操ろうとする者の、一組のボールの行方を追う八人の目、アングリと開いた八つの口、これほどまでに気持ちが一つになったことがあるだろうか?というくらいみんなが集中しておりました。そのことに気が付いて、皆で大爆笑となりました。楽しい。皆様にもジャグリングをお薦めいたします。

窓のカーテンを開けると、怪しい曇り空。昨夜の月夜はどこに行ったの?午後三時開演の本番ですが、天気予報は雨と出ています。

10月24日(水)   

月刊・打組のバックナンバーのリクエストを、久しぶりにいただきました。4年前の10月号の記事でした。みなさまもリクエスト、ご感想などいただけますと、嬉しく思います。

10月21日(日)   

帰国後さっそくに月刊・打組 9月号に取りかかりまして、昨日HPにも登場しております。オリジナル版は金・土に発送終了しました(やれやれ・・・)。人魚まる裸みだれ髪公演が終わってすぐに色々仕事をやってそのままアメリカに出発したので、今頃になってしまいました。

毎回、もう月刊・打組 を止めようかなとも思うのですが(その日の気分打は書いているし、今回もずいぶん遅れてしまったので)、発送作業まで終了してしまうと、コピーされた通信を手にとってもう一度自分の書いた文章を読む時間が、しみじみ嬉しいです。やっぱりもう一号出して(郵送)みようかと、思います。その日の気分打とは少し違う、振り返る作業も楽しいです。10月号で70号になります。いつ出るかな・・・。

富田和明的太鼓合宿『Oh!太鼓』No.5 八重の恋編 受付中!

11月10日(土)午後1時〜11日(日)午後5時 詳細はこちら

10月18日(木)   

夕刻、無事に帰国しました。成田は閑散としていて、入国審査の窓口に並ぶ必要がなかったことは、今回が初めてです。前に誰もいませんでした。入国する人より、窓口の処理能力の方が早かったんです。係員だけが目立ちます(急に減らすわけにいかないでしょうから)。京成スカイライナーに乗る人も少なく、プラットホームの売店のおばさんに週刊誌を買った時、「少ないですね」と声を掛けると「ほんと、もうあれからずっとこんなよ、誰も来やしないわよ」と感情たっぷりに返事が返ってきました。

今朝、お礼の電話をHさんに掛けると「翌日の朝はサンフランシスコ空港で爆弾騒ぎがあって、空港が閉鎖されたんですよ。良かったですね富田さんは」と言われました。一日違えば帰ってこれなかったのかと思うと、やっぱり大変な時期だったんだなあと、今頃思います。新聞をみても炭疽菌の文字が踊ってます。向こうにいる時には、新聞もTVも見ていなくて、まったくの太鼓三昧の生活でしたので、知りませんでした。

今夜は、打撃団の仕事で、ディズニーランドの側のホテルで太鼓を叩きます。また、日本でのいつもの生活にさっそく戻っています。

10月16日(火)   

時差ボケがすっかり解消されたようで、朝の7時半まで目が覚めなかった。これがアメリカを離れる日の朝だ。また日本に帰ったら、体感時間を逆にしなくてはいけないと思うと、残念だったり嬉しかったり。朝ご飯の後、同じくソノマ太鼓メンバーのTさんの家を訪ねると居間にピアノがあって、譜面 台に面白そうな教則本が置かれてあった。思わず「いいな〜この本」というと「どうぞ、どうぞ」とプレゼントしていただいた。まるで催促したみたいになったが、「実は、こっちのもいいんだな〜」ともう一冊別 の本を手に僕が言うと「じゃ、持って行きなさい」とTさんはあきれて笑いながら言う。もう、持ってけ泥棒!という感じだ。でもその替わり、今度ここに来たときにはピアノを弾くという約束をする。

今回のアメリカ滞在をすべての面でサポートして下さったのがHさんだ。二日目から今日までホームスティもさせていただいておりました。このHさんの家からサンフランシスコ空港まで車で約二時間、新しくオープンしてそれほど経っていないと聞く新ターミナルビルだが、空港はやっぱりひっそりと息を潜めている気配がした。帰りの飛行機はそんなにガラガラではなく、ほどほどにお客さんが座っている。出発予定時間の12時55分をだいぶ過ぎてから、ボーイング747-400は滑走路を飛び立った。日本の成田まで飛行予定時間は10時間28分だと、機長のアナウンスがあった。

10月15日(月)   

ワークショップがすべて終了しました。写 真はすべてこちらにまとめました。

10月13日(土)   

終日、サクラメント太鼓団でのワークショップでした。

日本にいる謎のマッサージャーM氏から写真が届きました。ご覧になりたい方のみクリック。ちょっと恐い画像です。

10月12日(金)   

今朝の一番の目覚めは4時半でした。体は徐々にカルフォルニア時間に馴染んでいるんでしょうが、なんとか慣れた頃にまた日本に帰るので、帰ってからがきつくなりそうです。窓の外の景色は、朝の7時はまだほとんど闇の中でした。そこから少しずつ東の空から明るくなり、8時頃にはきれいな朝焼けが見えました。青く広い広い空です。そこに赤く染まった細長い雲が東から西に伸びていました。日が昇ると暑くなり、夏に近い日差しがありました。今日は夕方まで比較的時間がある日で、夜から日曜日の夜まではハードです。

夕方6時からソノマ太鼓で『八重の恋』のビデオを見ながら、この曲をやってみることにしました。三回のワークショップで全部最後まで終えられるかなと、少し不安もありましたが、今日やってみて感触はつかめました。ワークショップの後は、交流会があって、ソノマ太鼓グループの太鼓を先に見せてもらい、続いて僕の唄と三味線、横打ちの太鼓はソノマのジョンと一緒に叩きました。それで遅い夕食は各自が一品ずつ料理を持ち寄ったパーティー(このスタイルが一番オーソドックス)、10時半には終わってホントンさんの家に帰りました。

10月11日(木)   

昨日の夜はサンノゼ太鼓グループの稽古場で9時半頃まで過ごしました。とにかくその広さに驚くし、太鼓もいったい何台あるんだろうと思うくらいズラリズラリと並んでます。自分たちで太鼓も作っているからたくさんあるんだけど(その機械、道具も並んでいる)。これだけの環境にいたるまで長い歴史があるわけですが(このグループは1973年スタートなので28年です。アメリカでもかなりの老舗。二番目に古い?)素晴らしいです。

アメリカでの最初の夜は、やっぱり朝の3時に目が覚めました。どうしてこうも3時なんでしょうかね。こういう時の時間は必ず3時。日本との時差は、16時間。日本時間に8時間プラスして、日付を一日前にすればOKです。一旦は起きたけれどもまた寝ました。それでまた7時に起きたけれど、その後がまた眠い。日本時間の夜中に突入するからです。ここで寝てはいけないと思いながら、しっかり寝てしまいました。ぼんやりと遅く起きてきてPJさんが作ってくれた朝食を食べていると、彼女が僕に質問します。「富田は何のために太鼓を叩きますか?」「何が大切だと思いますか?」と、いきなり核心です。僕が答えに悩んでいると「教えて下さい。必ず聞きたい」ととどめを刺されて、答えざるを得なくなった。本当にまじめです。太鼓の話から、現在の戦争の話まで、静かな遅い朝の時間が流れてゆきます。

午後にはサンフランシスコの日本町で、ソノマ太鼓のリーダーと、今回のワークショップ並びに旅のアレンジをしてくださったHさんに会う。これからしばらくお世話になるグループの方です。昼食を食べて、ソノマ市に向かいました。6時から稽古場でワークショップの開始です。ここの稽古場もなかなか立派です。今日は初心者コースで、20人ほどの参加者。中にはまったく初めての人も3人いたらしいが、それは後で知ったことだ。僕が言葉に詰まると、助けてもらえる日本人が太鼓グループの中に何人もいるので、困りはしない。気楽な気持ちで始まりました。基本的には日本でやっているのとほとんどの変わりませんが、みな一生懸命でした。今日から5日間連続です。明日のワークショップの後には、皆で海に行って朝まで飲み明かそうかなどと言われましたが、これはキット冗談。

10月10日(水)その3   

無事アメリカに到着しました。サンフランシスコ空港から車で約一時間? 今は、サンノゼ太鼓の事務所で書いています。こちらはまだ初夏のような陽気です。それにしてもサンフランシスコ空港の閑散としていたこと、ビックリです。人がほんとに少なくて審査は時間があまりかかりませんでした。迎えに来てくれたPJさんも、こんな静かな空港には驚いていました。

アメリカに来たのはたぶん、13年か、14年振りなんです。サンノゼに前に来たのはもっと前だから何年ぶりか分からないけれど、ここの町はほとんど変わっていないように思います。仏教会やら資生堂やら豆腐屋さんとか、日本町の姿は変わりません。変わったのは、サンノゼ太鼓がプロとして大きく活動して、人も場所も増えていることです。この町に来てみると、何だか懐かしいです。僕の二十代前半を過ごした匂いを感じます。今日はここに泊まらせて頂きます。ほんとに静かです。慌ただしい日本での生活からタイムスリップして、僕にとっては過去を訪ねたような・・・。

10月10日(水)その2   

成田空港は、やっぱり空いていました。こんなに係員の人が目に付いたこともなかったです。人が少ないので、通 常通り勤務している方の姿が目立ってしまったのです。お陰で出国審査も早かったですが‥‥‥。機内はすでにアメリカです。日本人の数はグッと減りました。年輩の客室乗務員の方が多いので落ち着いた雰囲気で、お客さんの数はここでもやっぱり少なかった。約8時間、ここで寝なきゃな〜。サンフランシスコに着いたら朝なんだから。

10月10日(水)その1   

これを書いているのは、9日の深夜です。あまりに忙しくしておりまして、ちょっと書くのをご無沙汰しておりました。アメリカには予定通 りもちろん、行きます。本日の夕刻発のユナイティッドエアライン、サンフランシスコ行きです。今回は、メールもホームページの更新もOKになっていると思います。iBookだし、サポートも確認したし、リアルタイムに近い僕の声をお届けしたいと思っております。この一週間をお楽しみに! とか書いて、また接続に失敗したりして。その時はご勘弁を。まずは、行って来ます。

月刊・打組 9月号は、遅れていますが必ず出ます(もう10月だけど)。焦らずにお待ち下さい。

10月4日(木)   

いよいよお芝居も後、二日となりました。連日超満員です。面白いですよ、この機会を見逃すと、もうたぶんないです。ただし、お尻が痛くなるのは覚悟お願いします。何しろ満員なので、どうしてもキチンと座りたい方はお早めにご来場下さい。僕も最後の二回、頑張ります。

もう一つ、イベント情報です。芝居の千秋楽の翌日10月6日(土)、横浜市の山下公園で『人形とおもちゃのお祭り2001』というお祭りがあって僕も出演します。ほとんど一人で太鼓を叩く感じです。どうなるでしょうか? 午前11時〜(世界の広場)、午後2時〜(人形の家横)の二回20〜30分の演奏です。久しぶりに海を見てみようかという人、お近くの方は遊びに来てください。無料です。問い合わせ先は、人形フェスティバル実行委員会 ?045-211-1202

10月2日(火)   

芝居の写真を少しだけこちらでご覧いただけます。公演はいよいよ金曜日まで。千代田線代々木公園駅下車、1番出口出て、道路渡ってすぐ左に折れ、突き当たりを右。劇団青年座劇場です。

9月30日(日)   

芝居の初日を開けました。昨夜29日、劇団青年座スタジオ公演『人魚まる裸みだれ髪』の幕が開きました。自分が出ているので何とも言えませんが、ひいき目に見てしまいますが、面 白いです。たくさんの皆さんにぜひ見て欲しい作品です。今日は満員御礼ですが、明日の月曜日から金曜日はまだ大丈夫なようです。夜7時半開演ですが、時間があれば少し早めにお越し下さい。7時開場です。ぜひ来てください。せっかくこんなお芝居を、たくさんの人間が必至になって作ろうとしているものを、ご覧にならないのはもったいないと思います。話しの内容は、簡単に言えば大スペクタル付き男女の恋の物語かな?

とにかくお近くの方はぜひどうぞ!前日までならメールで、当日ならばお電話で富田まで連絡下されば、受付で前売りチケットを用意しておきます。金曜日までです。

9月23日(日)   

アフリカン焼きそばのワークショップを無謀にも行いましたが、参加の皆様方は放心状態に近い入れ込みようで(どんな?)、無事終了しました。この曲の基本のリズムは簡単なようで、簡単でなく、また、このリズムを刻みながら踊り、唄を歌うのは、自分でやってみると判るが易々とは進まない。しかし、肝心なところは、自分の言葉を太鼓のリズムに乗せて声に出してみるということであって、この点においてはかなりの達成感を持ちました。つまり自分の唄の作詞作曲であります(元唄は『アフリカン〜』だけど)。ほとんどみんなが自分の唄を作って歌ってくれたことが嬉しい。そう出来るんです。あなたの曲が!これからもアフリカン〜で遊んでみましょう。それにしても、どうしてこうも突き抜ける青空なんだ淡路島は?全国的に快晴なんでしょうかね。海の色も鮮やかな空色でした。

9月22日(土)   

水曜日は埼玉県秩父の近く小鹿野町で打撃団コンサートがあり、これにはマサヒロ水野さんが特別 ゲストで御出演でした。一日だけですが刺激的な夜でした。マサヒロさんの芸はやはり素晴らしいです。棒に、独楽に、ボールに、横笛まで。

この日の移動は、朝が車で三時間半、帰りは二時間で飛ばしまして、家に戻ったのが深夜1時前、同日朝六時半に淡路島目指してハイエースを走らせました。午前中はどうしても眠い。ほとんど寝ながらウトウトと名古屋までたどり着きましたところ、目が覚めるような青空と出会い、そのままやっと居眠りから解放されて関西圏に突入しました。

そんなわけで木曜日から太鼓アイランド淡路の開催中であります。今日から突然に寒さが押し寄せた感のある夜ですが、日中の空の青さと空の大きさは、横浜では決して味わえないものです。雲一つない晴天の蒼が深い、胸が締め付けられるような秋の彼岸です。

9月18日(火)   

昨日、僕の部屋でマサヒロ水野さんからジャグリングのお手玉 を習っていた時、マサヒロさんがこんな練習方法もありますよと僕にある見本を見せてくれ、僕もそれを試してみるとすごく楽しくなった。そこで僕が思わず出た言葉に「これって面 白いですね。これをやってれば戦争なんて馬鹿なこと考えなくて済むはずなのに・・・」そこに畳み込むように「そうなんです。僕は今腹が立ってるんです。ブッシュよ、汚いぞって」マサヒロさんの顔つきが変わっていた。そしてその言葉に僕の手も止まった。以下は、マサヒロさんの言葉。

「どうして戦争をしようとするんですか、兵隊を殺したり敵や民間人を殺す前に、自分が出ていけばいいんです。自分一人が出ていって、『アメリカがそんなに憎いのだったら俺を殺せ、俺は殺されてもいい、でもこれで終わりにしよう。今後一人でもアメリカ国民を殺したら、その時は覚悟しておけ、そうなったらアメリカは絶対に許さない。徹底的にやる。だけども今は俺が相手だ、俺を殺せ』そう言えばいいじゃないですか。このまま報復報復を繰り返して、いったいこの後どのくらいの人間の数が死ねば収まりますか?ブッシュ一人が死ぬ 覚悟で敵の前に体を投げ出せばいいんです。小泉も、憲法で戦争を放棄している国の代表が言う言葉ですか? 戦争を支援してどうするんですか? ブッシュが気がつかないのであれば、ブッシュに、『日本には昔からのこんな考え方があるんだ』とこの武士道精神を教えればいいんです。一般 人が殺人をすると裁かれるのに、国が殺人をするのは認められるなんておかしいです」

確かにそうだ。この方法があった。敵はブッシュの命などいらないと言うかも知れない。ただ、この意見を世界に表明すれば、どれだけ世界の人々に感銘を与えることだろうか。出口のまったく見えない中東和平交渉に、何か解決の糸口を導くようにも思う。今、ブッシュが行おうとしていることは普通 の大統領のすることだ。一人も殺さずに、殺されずに問題に立ち向かおうとする姿を世界に示した時、その後にどういう結果 を招いたにせよ、後世の人々に名を伝えられる大統領となるだろう。一国の指導者とはそういう人であって欲しいと願うのは少数なのだろうか?

マサヒロさん、ありがとう。僕は気が付かなかった。この方法があるなんて。誰か、ブッシュさんに伝えられないか?今から僕が大統領になる訳にもいかないし。今から英語を習い初めても間に合わないし・・・。 戦争が始まれば真っ先に職を失うのが僕たちの仕事だ。歌うこと踊ること楽しく笑うことを喪失させられる戦争なんてまっぴらだ。僕はずっと太鼓を叩いていたい。

9月16日(日)   

『和太鼓★新紀撃01』、14日から正式チケット受付販売を開始いたしました。今回はすでに、チケットお申し込みのメール、電話をかなり多くいただきまして開始早々、四分の一以上はなくなり、この勢いだと10月にはすでに完売の勢いです。本当です。嬉しさと同時に、皆様の期待をひしひしと感じております。まだ、本腰は入れておりませんが、芝居が終わって、アメリカから帰ったら、一気に新紀撃モードに入ります。僕も楽しみです。

解説:前文で筆者の言わんとしていることは、「まだ先のことだし、チケットの予約をしようかどうか迷っている・・・。内容も、どんなのか今一よく判らないし・・・」という方に、「今年の新紀撃01は、マジで売れ行きがいい。今月中に半分はなくなる。去年のようにぎりぎりまで待って当日でも入れたということは、まずありません。あの時に、買っておけば・・・、そんな悔いを残さないためにも、さあ、今すぐ予約申し込みを! 内容については、皆様の期待を充分に裏切る面 白さ100%間違いなし」ということであり、それ以外それ以上の意図はなにもない。

9月12日(水)   

大変なことになってしまった。もうどうなるのか判ったもんじゃない。アメリカは何をするのか、世界はどう変化してゆくのか・・・。なぜ人間は憎しみあわなければいけないのか。中東和平の道はないのか。解決方法は?人間の叡智を信じたい。戦争への道だけは進んで欲しくないと思う。でも、殺された人々の一人一人の人生、その家族、友人、恋人、のことを自分のことと置き換えると、武器を握ってしまうだろうか・・・。すべて無にしてしまうことの繰り返しからは、何も生まれない。それは、判っているのに、判っているのに・・・。

10月10日、成田出発サンフランシスコ行きの飛行機チケットを、僕はもう買っています。果 たしてこんな大事件の後でも、太鼓ワークショップなど開いて人が集まってくれるのだろうか・・・。不安です。そもそも予定通 り行けるのだろうか・・・。

一日も早く正常な生活を送れる場所に戻れますように・・・、亡くなられた方々の御冥福を、お祈りいたします。

9月8日(土)   

昨夜の兎小舎では、さながら秘密結社の集いのように15名ほどの男女が引きつった笑顔を陳列し、飲食物のテーブルを囲い、それぞれの本気か冗談か判明できないような宴会芸も披露しながら、ちょっと恐ろしくてちょっと楽しい時間を過ごしました。これが第一期『月一打』の打ち上げ・月一打祭でございました。とにかく今月14日から、第二期『月一打』がスタートします。よろしくお付き合いください。

本日、『和太鼓★新紀撃01』ならびに、『第5回、Oh!太鼓』の専用ページをオープンさせました。また、今後も時折おり充実はさせたいと思っております。こちらの方も遊びに来てください。

◎得情報・その1 http://www.honyasan.co.jp/ この「本屋さん」は、最初に会員になるために、インターネット上で少し面 倒な点はありますが、会費無料、送料無料は嬉しいです。僕の本もここで買えます。その2 市外電話はフュージョン・コミュニケーションズで決まり。60キロ以上離れた市外へは、現在のところどの電話会社のどの割引もかないません。30キロ〜60キロ圏内なら東京電話の方が若干安い。それでも、日本全国どこへでも3分20円、60分400円はとんでもなく安い!

(後日書)本は、9月11日から、http://www.amazon.co.jp/ でも国内宅配無料になりました。こちらの方が手続きが簡単で楽かも。利用する方にとっては、どんどん便利になりますね。

9月7日(金)   

今月29日から始まるお芝居『人魚まる裸みだれ髪』の劇中太鼓曲の練習が始まっています。お芝居のクライマックスでの役者勢揃い人形みだれ髪での演奏です。役者たちは声が命、その命の声を大いに使っての太鼓です。それがこれまでの太鼓曲とはちと違う味になっていると思います。タイトルは『八重の恋』と名付けました。これまた太鼓の曲名とは思えないタイトル!激しく海に投げ出されるような恋の顛末とは・・・。

僕も毎日、出演します。劇団青年座は、小田急線「代々木八幡駅」・千代田線「代々木公園駅」下車徒歩1分、すぐです。交通 の便もいいです。ぜひ応援しに来てください。9/29〜10/5まで。9/30(日)のみ午後二時開演、その他は午後七時半開演です。打組でもチケット受け付けます。メールください。

もう一つ、最新情報。これまでも大変好評を頂いております、富田和明的太鼓合宿『Oh!太鼓』の第5回開催が決定しました。11月10日(土)午後1集合〜11(日)午後5時解散。場所は小田原の山中です。駅からの送り迎えもあります。今回の内容は、上記にある『八重の恋』!あなたも燃える恋の太鼓を叩いてみませんか?詳しくはこちらを。

9月5日(水)   

アッという間にもう九月の五日。これを書いているのはまだ時計の針が0時を過ぎたばかりなので4日の夜です。今日は(昨日は)、両国のシアターカイに矢野陽子さんの一人芝居『ハルモニの夢』(作/松江哲明 演出/永井寛考 楽士/趙博)を見に行ってきました。期待以上の出来でした。役者と楽士の関係が面 白く、内容に幅を持たせています。この芝居も12月公演があるんですが、それが何と和太鼓新紀撃と同じ12月14、15日です。一日を新紀撃、一日をハルモニに会いに行く、というのはどうですか?

さて、今日書こうと思ったのは、この公演が終わった後、ロビーでマルセさん関係の新刊本『まるまる一冊マルセ太郎』(早川書房)を見つけまして、当然僕は買って帰りました。それで都営大江戸線「両国駅」から地下鉄に乗り込みまして、さっそく本を読んでおりましたら何と。僕のことが書かれている部分がありましてビックリ。ホンの少しですが嬉しかったです。それはマルセさんの「映画演劇鑑賞記(主のいなくなったご自宅で偶然発見されたものをご遺族の承諾を得て掲載されたという)」のコーナーで、僕が29歳の暮れ、新宿のシアターアプルでの鼓童公演を観にいらした感想を書いた部分でした。僕の脳裏には今も強烈にその時の映像が焼き付いて残っていますが、マルセさんも自らこのように記録されていたのかと思うと、東京の地底で胸が熱くなりました。このように、まだまだマルセさんから離れられない私であります。

神奈川県付近在住の方にお知らせ。この度、横浜市で二つ目の太鼓アイランド『太鼓アイランド泉』がスタートする事になりました。第一回は9月11日(火)、場所は泉区です。月に一回のみの開催、火曜日。興味のある方はこちらをご覧下さい。

8月30日(木)   

もうすぐ終わりですね、8月が。まるで最後の夏の名残を惜しむ蝉のように、連日各種ワークショップで太鼓を鳴らせております。先日、古い知人が僕のHPを見つけて内容を見たらしく、感想を書いたメールが届きました。「富田は暇なのか、忙しいのか、どっちだ?」というのです。確かに僕の公演最新情報ページから、ワークショップ欄などを見るとかなり忙しそうだ。なのにこのHPを全部自分で書いて管理しているとなると、よっぽどヒマでないと出来ないだろう。と、そういう意味で書いてあるわけですね、キット。それはよく言われます。これでも、仕事もやってるんですよ。ま、僕の場合は仕事は仕事でも遊んでいる延長かもしれませんが・・・。忙しいのは嫌ですね。閑そうに忙しく楽しく過ごしているような太鼓打ちでありたいと思います。秋も遊ぼう!

9月7日、ヒマな方はぜひ築地・兎小舎までお越し下さい。月一打祭(つきいちださい)・交流会です。参加希望の方は、必ずご連絡をお願いいたします。詳しくはこちらを!

8月27日(月)   

昨日は、貴重な東京打撃団公演の一日でした。朝もはよから搬入、の前に大雨!上がりましたが。杉並は懐かしい土地でもあります。中国から帰ってきて最初に4年間住んだのが阿佐ヶ谷で、セシオン杉並も僕の散歩コースにほど近い場所にありました。

お客様は約500人、落ち着いた雰囲気でしたね。大人の。それにしても仕込み+リハーサルからずっと蒸し暑かったですね。一日中、水分補給を絶やしたことがなく、本番後も飲み続け、その影響が今日まで続き、富田得意のいやはやいやはや下痢であります。

昨日の公演で初めて12月『和太鼓★新紀撃』の正式チラシをまきましたら、アラ嬉し。今日はさっそく予約の電話がかなり鳴りました。まだまだ先だというのにね。皆様、お忘れになられませんように、チラシはお目に届く場所に張り付け、お願いいたします。でも今年も三分の二、終わったんです。早いものですね。

8月24日(金)   

江尻浩二郎、この人は才能がある!昨夜の兎小舎は満員御礼でした。小さい劇場ですが、満杯は気持ちいいです。そのお客さんを前にいつもとまったく変わらぬ 江尻氏は、前夜に一人リハーサルをやれば、6時間しゃべり続けてもまだ終わらなかったというくらい、話したいことがパンパンに体を張りつめている。それに、顔が楽しい。緊張感を持たせない。面 白い話しをしてやろうという、気負いがない。ある時、友人から話したいだけ話していいぞと言われ、三日間しゃべり続けてもまだ止まらなかったのを、無理矢理終わらせた、というくらい話し好きではある。それに面 白い。人生の哀愁を感じさせるにはまだ早いが、飄々とした語り口と内容は、僕たちを別 の世界へと連れて行ってくれる。

『江尻浩二郎 日本まる裸みだれ旅 三夜連続ひとり語り』とかも企画したいけれど、本人は「もうやらない」と拒んでいますので、これから説得します。なにしろ一番話したかった話しを時間がなくなって出来なかったと言うんですからね(昨夜は時計を見ながらぴったり二時間のお話でした)。このままでは終われませんよ、江尻さん!

8月19日(日)   

空が広〜い。会場付近は見渡す限り草原のような場所です。ここはモンゴルか?(空港横だから障害物がないのだ)。建物が建っていない。その上に青い空がある。それも澄んだ青空。これは10月の秋の空のように高い。

昨日の本番が始まったのは午後四時。地元太鼓チームの演奏が始まる。まだ当然空は明るい。気持ちの良い空です。東京打撃団の出番は五時四十分過ぎ頃。まだ明るい。日本一の大太鼓(直径3.8メートル。化け物のように大きい。この太鼓の上に20人?が乗って太鼓を打つ)の横をすり抜けて、客席前を行進して登場すると、お客さん達の嬉しそうな顔がよく見えた。遠方からのお客様も多かったようです。今回の打撃団は演出上、わりとあっさりした演目だけにしぼった四曲のみの演奏。青空の下っていいですね、暑くないし、秋です。「うわ〜」って叫びたい感じ。わたくし昨日も叫んでましたが。でも昨日はピンマイクが付いているので、横のスピーカーからも自分の声が聞こえる。会場が広いのでマイクが必要なのです。お客さんの数は約5000。ちっちゃい子供からおじいさんおばあさんまで幅広い。僕たちの後にも色んな団体が出演しましたが、特に沖縄からの『鼓衆 若太陽(わかてぃーだ)』が好きだった。元気がいいのが嫌みじゃなく(ここが肝心)ストレートに心に響く。お客様にたっぷり楽しんでもらいたいという素直な気持ちが、こちらに伝わる。夜の九時過ぎまで公演はあったけれど、風も吹いて、日が暮れた後は、十分に寒い。客席に下りて舞台を観ていた僕は、まるで冬の服装でした。ちなみに熊ちゃんは半ズボンにTシャツでしたが。でも、本当に寒かった。まだ8月なのに。やっぱり北の国です。飛行機だと東京から1時間の距離ですがね。

今日も雲一つない快晴。今からまた、東京に戻ります。東京は、まだ秋にはなっていないだろうな。

8月17日(金)   

山梨県白州町から帰って三日目の夜から、突然体が撹乱を起こしまして、一時は秋田にも来られないかと心配しましたが、一日で持ち直しまして無事秋田の鷹の巣町に来ています。ここの青空は澄み切ってます。夏も清々しさを感じます。違うね東北は。空が高い!リハーサル中にも飛行機が飛んで来ました。それもそのはず、大館能代空港のすぐ横に巨大野外劇場が設置されています。だから飛行機も飛んでくる。でも一日に三便しかないから、のんびり飛んでいるように見える。そんなはずははいか。錯覚でしょう。心配なのは、会場が広いのだけれど、ここにどのくらいお客さんが集まるのか、集まってくださるのか、ということ。報告は明日。

8月13日(月)   

雨はなんとか免れまして、無事、太鼓アイランド白州(写真はこちら)が野外で開催できました。マルセ太郎さんがいつもここで公演していたという巨麻神社は緑の中です。最初は激しい蝉時雨を感じましたが、太鼓を叩き始めるとまったく蝉の声も聞こえなくなりました(あたりまえか?)。太鼓の音で何処かに飛んで行ってしまったのでしょうか?

ほとんどの方が、初めて太鼓を叩いた、触った方でした(数名、かなり慣れた方もいらっしゃいましたが)。参加の中にマルセさんの息子さんの姿もありまして、これには僕も驚きました。外で叩くのは気持ちがいいのですが、体力の消耗は室内の倍以上ですね。

帰りの中央高速は、覚悟ほどのラッシュではありませんでしたが、やっぱり5時間ほどかかりまして、フラフラと横浜まで戻りました。それが昨夜のことです。皆さま、お盆休みをごゆっくりとお過ごし下さい。

●二年前のお盆に書いた僕の初の太鼓小説、まだお読みでない方はぜひお立ち寄り下さい。『全日本太鼓みたま御祭』(99.8.15 )

8月12日(日)   

きのうは朝5時出発、帰省ラッシュが始まった中央高速下り線に乗り込む。さすがこの時間に我が家をでれば渋滞もまだ、それほどではなかった。午前10時前、700羽の鶏の鳴き叫ぶ声にむかえられて身体気象農場前に到着する。ずっと雲行きが怪しい。テントを張って一眠りをしている間にも雨が降り出した。

『芸人マルセ太郎〜鳴りやまぬ拍手』が行われる森の舞台も、本当に森の中ある。木々の枝葉以外に空をさえぎるものは何もない。開演時間が近づいて、結局ここで演ることになった。かろうじて雨は降っていないが、湿度は100%に近い。夜7 過ぎ、マルセさんが初めてこの地を訪れた時のビデオから、会は始まった。若い。久々に見るマルセさんの姿がそこにあった。これまでの活動を振り返る映像が流れた後、真剣を使っての演武、巻上公一さんの口琴・ホーミーを操る不思議な世界、があって、僕の出番。そこで雨がしっかりと確かに降り出した。ここまで来てもう止めるわけにはいかない。雨が振りしきる中、唄をうたい、太鼓を叩いた。この日のために集まった、たくさんのマルセファンの熱気に押されて、バチを降り動かされていたような、そんな時間だった。叩き終わって気が付くと、雨は止んでいた。

僕の後に田中泯さんの舞、マルセさんのスライド上演、矢野陽子さんの熱唱・珍島アリラン、最後にマルセさんの長女・梨花(りか)さんの、父を、白州を、死を、生き様を振り返るトークがあって、最後の最後に大騒ぎで楽しい葬儀、出棺までのビデオが流された。人間・マルセ太郎を改めて認識させられる一夜だった。まだマルセさんは僕の胸の中にある。

今日も、雲行きが怪しい。せっかくの巨麻神社で太鼓を叩く予定が、これも怪しい。

8月10日(金)   

二年半前に僕が、『養護ザンス』公演をさせていただいたこともある、東京都立青鳥養護学校梅ヶ丘分校が、教科書問題で突然クローズアップされ、揺れている。なぜこの学校であの歴史教科書が採用されなければならないのか、これもまったくもって判らない。おかしな話である。この揺れている舞台となった学校の一人の先生が、黙っていられないと声を上げています。興味のある方は、ぜひこちらをご覧下さい

8月8日(水)   

おかしいと思う。小泉さんは小泉さんで「私の純粋な気持ちがなぜ批判されるのか、分からない」とおっしゃっているが、僕には小泉さんが中国韓国それに日本国内の反対を押し切って、なぜ強行的に、それもこの日に参拝しなくてはならない理由が何処にあるのかがまったく分からない。あと一週間で8月15日、首相の靖国神社参拝問題が取り上げられない日はない。戦争で亡くなった、犠牲となられた、時の権力者の号令の元すべてを捧げてしまわれた人々に感謝と追悼、そして「二度とこのような戦争は起こしません。戦争への道は歩みません」と祈りを捧げる場所が、靖国神社である必要はない。なぜこの神社が造られたのか?造る必要があったのか?どんな死者をも英霊にしてしまう、戦争肯定の臭いを感じずにはいられない。なぜ今も必要なんだ?靖国の名前は外して、平和慰霊神社とでも名前を変えて欲しい。

※8月9日の朝日新聞夕刊・文化欄に、井上ひさしさんの「首相の靖国参拝問題 〜生者が『忠死者集める』傲慢 『神様になれる』を国が承認」が出ました。こういう一文を読みたかった。

8月6日(月)   

一年に二回くらいしか片付けをやらないという僕の部屋=事務所の、片づけを昨日行いました。それで今日は、先月の体感音頭☆新横浜の写真館をオープンさせました。ページを開くときに、少々時間がかかるかもしれませんが、御了承下さい。暇なときに見てください。

夕方から表参道へ。新紀撃12月公演用衣裳を決めに、衣裳担当の鴇田さん、伊藤さんと、富田+熊谷で行きました。久しぶりの原宿駅、さすがに夏休み期間中はいつもにも増して人が多い。さてどんな衣裳になったでしょうか?今月末に、チラシがでます。12月は、今から気合いが入ってます。まだ、夏だっちゅうのにね。

8月3日(金)   

ピューロランドの夏祭りを見に行ってきました。ショーはみんな一生懸命です。太鼓に関しては、ちょっとまだまだなんですが、全体として見ると非常に面 白いと思います。好評のようで9月末まで上演が延長されるかもしれないということです。それから、このショーの中で使われる『キティーちゃんの一人みこし』も可愛いんです。僕もつい買ってしまいました(2,000円でここだけで売られています)。午後4時以降の入場は、ぐっと料金が安くなります(割引券があります)。この時間に入って閉館の8時まで過ごすのがお得です。サンリオ写真のページはこちら

今月末に、鳩の森愛の詩保育園という、園でまるごと太鼓に取り組んでいる(他にも何でもたくさんのことに取り組んでいるようですが)保育園主催で親子ワークショップをやりますが、その打ち合わせに行って来ました。こういうやる気のある積極的な園は、園長先生の人柄熱意がすべてを動かしていると思いますが、すべての人に(園児はもちろん、その親、保母さん保父さん、給食のおばさんなどみんなに)園長先生がやさしく声をかけているのが印象的でした。

8月2日(木)   

昨日は、横浜市の或る教職員組合主催ワークショップ『ざ・和太鼓』を朝から夕方までやらせていただきました。小学校と中学校の先生方が中心のワークショップです。ほとんどのかたが初めて太鼓を叩く方でしたので、最初に『夏が来たぞ』を叩きました。この曲は、淡路島での小学生の為の太鼓ワークショップ用に作りまして、最近私のお気に入りです。どこに行ってもやりたくなるのですね。叩いてゆくうちにまた曲は進化もしていきます。面 白いですよ。ただ一つ、大人がこの曲を叩く場合、必要なポイントがあります。それは童心に戻ることです。これがないと叩けません。ま、自然とそうなっていきます。ワークショップに初めて参加された最初は少々緊張の面 もちの方の、その表情がみるみる変わってゆくのを見るのが、僕の楽しみです。

みなさんのお近くでもワークショップを開いてみませんか?お気軽にお問い合わせ下さい。

7月31日(火)   

暑さが戻ってきた。青く広がる空に入道雲が立ち上がる夏。これまで歳末叩き合いで行ってきた体感音頭を、初めて夏に行いました。再演版ですが、毎回、場所や季節日程が違えばいろいろ工夫も必要です。夏祭り叩き合い、と銘打った以上、考えなくてはと思っていた。いつもの癖でギリギリにならないと考えられない僕ですが、梅雨が明けて一気に夏がやってきて、淡路、徳島で夏を過ごして、僕の体の中に何かが噴きこぼれてきました。

何十年も前の、でも昨日のことのような夏。忘れたはずの夏。今、僕がこの体で感じている夏。二度とこない今年の夏。これから何度迎えるのだろうか夏。嬉しくて切なくて楽しくて少し寂しい、夏。僕も熊谷も気合い充分でした(体力的には富田が最後に尽きてしまっておりましたが)。みんなが胸の中に秘めながら、また潜在的に隠しているものの錠を解く力を夏は持っているのではないでしょうか? 夏は爆発させたっていい。そしてまた、こころ鎮めて秋を迎えられるのでしょう。各地で夏祭りが開かれる意味の理解がまた深まった気がします。僕の体感音頭・夏祭りも、また来年も演りたい、そんな気持ちにさせました。

7月29日(日)   

まだ、これを書いているのは昨日の延長です。台風も反れたようで、雨も降らず、劇場は本当に満員御礼のお客様でした。小さい劇場ですが、誠に嬉しかったです。あたたかいお客様ばかりだったように思いますが、初めて見にいらした方も多かったようです。ぜひ感想のメールをお送り下さい。

和太鼓体感音頭もずいぶん長くやってきましたが、関東圏では体感音頭はこれが最後で、次回12月からは、装いも新たに『和太鼓★新紀撃』として再スタートいたします。まだまだ一回一回見逃せませんよ。同じような内容でも、頑張って何とか新しい工夫を重ねて進化しています。富田+熊谷コンビはこれからもっと面 白くなる予感があります。12月14日+15日は東京・門前仲町へ!お楽しみに。とにかく夏祭り叩き合いが終わりました。皆さま、今年の夏、想い出に残る夏をお送り下さい。

7月26日(木)   

淡路、徳島の旅は怒濤の一週間でした。毎日快晴の猛暑。それが横浜に帰ってくると、どうもカラッとしない空模様です。台風の影響のようですが・・・。いよいよ明後日、台風がやっぱり心配になりました。頼むぞタイフ〜ン、それてくれ〜。体感音頭★新横浜の稽古を久しぶりにしました。例によって本番間際にまた色々と試行錯誤をしております。再演版とは言え、やはりお楽しみもなくてはね〜。どうなりますでしょうか?おかげさまで満員御礼ですが、立見御希望の方は、まだ受付可です。メールでお申し込み下さい。

体感音頭は熊谷の出身地広島市でも11月1日、公演することが決まりました。こちらもお近くの方は楽しみに!

7月23日(月)   

連日猛暑ですね。汗ダラダラだけど嫌いではないです。初めての徳島での太鼓アイランド。或るお二人の女性の熱い思いと実行力が実現に結びつきました。なぜそこまでしていただけるのか僕にはよく判らなかったのですが(もちろん、すごく嬉しいんです)、これも太鼓の取り持つ縁と、感謝しております。早くも九月に、二回目の講座日程も決まりました。

今朝は、徳島の『カリオン・れもん』という福祉関係の作業所で、太鼓の会を開きました。午後は淡路島に戻り、一宮町尾崎小学校での『太鼓の音の玉手箱』公演の準備と夜の本番。この旅最後の仕事が『太鼓の音の玉 手箱』で、僕も最後の力と僅かに残った智恵を振り絞り、盛り上げました。とっても反応の良い子供たち(この学校も全校生徒が約150人の小さな小学校)と地域のみなさんが団扇をパタパタ仰ぎながら参加し、見てくださいました。公演の最後は観客席の最年長・84歳のおじいさんと最年少・もうすぐ二歳の坊やに同時に太鼓をドンと叩いてもらった合奏で幕としました。

7月20日(金)   

今日は長い一日になる筈だけど、まだ今は昨日の続き。0:22。淡路島での太鼓アイランドも暑い中、連日大勢集まって来てくださっております。いつまでこの状態が続くのだろうかと思いながら、今回で15回を迎えました。

目の前の海が「おいでおいで」と僕を呼んでいるのですが、昼間も打ち合わせに行ったり、稽古したりで、ジャボンと飛び込む時間がまだありません。でも昨日はしばし木陰でたたずむ時間はありまして、雲一つない青い空を木々の間に写 しながら、海からの風に身を置いておりますと、ふと昔の何でもないことを思い出したりしました。高校三年の夏、受験勉強のプレッシャーだけは一人前に感じつつも、ほとんど手に付かず、部屋の窓から空を眺めていた。また、気分転換にと外に出ては、山の草木燃えるエネルギーに圧倒されながら、自然が作り出す夏に感動していた。とてつもなく暑く、そして美しく思えたあの夏、こんな素晴らしい夏に悶々と過ごしているだけで良いのだろうか、来年もこんな夏はやってくるのだろうか、17才の僕は空と海を飽きずに日暮れまで眺めていた。

7月17日(火)   

今、東名高速の浜名湖SAで車を止めて弁当を食べたところ。夏ですね、入道雲なんかも嬉しそうです。今日は淡路島までの移動ですが、その前に大阪で知人に会います。

昨日は夕方から11時までサンリオピューロランドにおりました。いよいよ明後日の19日、「ピューロランド みこし祭り」の初日です。僕は昨日の稽古までで指導は終わりました。ホントに少ない稽古期間で本番を迎えるんですが、たくさんの人が関わり、熱くなり一つになってショーを作る現場の雰囲気は好きです。もう少し予算と時間があれば、とはいつも言われることですが、限られた条件の中でどこまで力を出せるのか、後は出演者スタッフの皆さんにおまかせしました。今回、キティーちゃんが太鼓を叩くわけではありませんが、もちろん主役です。着ぐるみを付けないキティーちゃん(リハーサルですから)を見ていると、声はすでに声優さんの声で録音してありますが、ちゃんと口を開けて喋ってます。頭をかぶっていなくても、キティーちゃんになりきって動いています。昨日は三人のキティーがいました(トリプルキャストなので)が、それぞれやはり動きが微妙に違っていて、差が出るもんです。同じ出し物を三組がやるというのは、出演者にとっては厳しいことです。僕も時間をみつけて三回は見に行きます。9月2日までやってます。皆さまもぜひのお越しを!

と、ここまで書いて、そろそろ出発します。車の中も暑い!

この後、関ヶ原の付近から暗雲土砂降り落雷の道行き。久しぶりの雨を激しく体感しました。

7月14日(土)   

梅雨が明けて、夏!という空の毎日が続いています。いいですね、好きです夏は。7月一杯までが特にいいんです。8月に入ると夏も何だが少し疲れた感じがするし、台風なんかも来たりするので、7月の夏が一番好きです。その真っ只中、28日(土)の体感音頭新横浜公演まで後、二週間となりました。席数が130のミニシアターなので、もうすぐ満席です。この機会をお見逃しなく、ぜひお越し下さい。東京での和太鼓体感音頭は、12月から「和太鼓 新紀撃 Wadaiko Sinkigeki」と名前を変え、装いを新たにスタートの予定です。

今朝の新聞の一面に「2008年に北京五輪」とありました。僕が中国留学中の1990年に、北京でアジア大会が開かれました。当時、すでに北京はオリンピック開催に名乗りを挙げていたせいもあり、凄まじい規模でしたが、まだ政府主導で国民主体のものになっていなかったと思います。

オリンピック開催には、いろいろな弊害もありますが、中国でいつ開かれるのか興味はずっと持っていました。2000年、2004年、の候補落選を経て、2008年開催が決まったことは、良かったと思う。この十年間の中国の変化は、日本に与える環境をもまったく変えてしまったようだ。食べ物も、衣類も、その他生活用品の多くが中国製にとって変わった。何より人間が変わったのではないか!これから7年の間にもっと変化があるだろう。今、アジアで、世界で中国が一番面 白い場所かもしれない。それをIOCも認めざるを得なかったのだと思う。ここ5年ほど、まったく中国に足を運んでいない僕だが、2008年の夏は北京に必ず行きます!

7月6日(金)   

中学校での体育館、かなり本格的な舞台仕込みだったもので、照明機材も多く、また照明効果 の為に全面暗幕が張り巡らされ、そこに血たぎる中学生約550名プラス先生方プラスお母さん方など600名を越す人々が集い、僕たちは特設舞台で照明を浴びて、人々の熱気を浴び、そして今年一番の暑さという気候が公演に荷担しまして、予想を遙かに超える暑さの中でありました。午後一時半、公演開始。そこで太鼓を叩いているんです。聞く方も聞く方です。互いが大変です。僕らは衣裳を絞れば汗が滴ります。ズボンも倍の重さに膨らんでおります。汗が風呂場で湯船に浸かっているような量 です。先生が用意してくれた扇風機とお水がなければ、最後まで立っておれなかったことでしょう。

公演が終わり控え室に戻り(ここは冷房が効いていました)、皆しばらく動けませんでした。そして、片づけの後、高速を走り一路東へ。夜中の12時、横浜着。トラックから個人の太鼓道具などを各自の車に移し替えて、またここで汗だくの1時解散。僕はそのまま家に戻ってお終いでしたが、林田、佐藤、熊谷はまだ後の続きがある。夏が始まった。

7月4日(水)   

昨日いつものように、私の自宅まで皆が集合して、トラックへの荷物積み込み。それから京都まで高速を突っ走って移動。今夜は京都の園部町で、東京打撃団公演がありました。体の疲れも今朝、やっととれたようで一安心、元気で太鼓を叩けました。打撃団の関西公演はこれまでも淡路島でしか行われていないので、今日もずいぶんと遠方から足を運んでくださった方も多かったようです。ありがたいことです。

さすが京都は東京よりも暑いですね。ムッとしながらも、この暑さは好きです。このまま梅雨は終わるのでしょうか?明日は、同じ園部町での学校体育館公演です。暑いでしょうね。嬉しいです。

7月2日(月)   

合宿の二日間、楽しく過ぎましたが、この体の痛みは何? 気が付けば私、御陣乗の地打ちのリズムをかなりの長時間叩き続けていたようで、また、参加の皆さまのパワーをいただき私も張り切ってやりすぎたのか?ワークショップ終了後、最後の積み込みが終わると、へなへなと座り込んでしまいました。そして翌日の今日、まだドッと疲れております。動けません。それでも夜には太鼓アイランド青葉のいつものワークショップがあり、合宿参加者も三人来ておりました。元気ですね。

今回の太鼓合宿「Oh!太鼓4」の楽しみ、或いは太鼓のツボと言えるかもしれませんが、それは、チームでの曲作りにあったと思います。太鼓の腕を上げることは個人の技ですが、今回の鳥獣戯打の場合、4人1グループでやりましたので、チームワークが大事であり、これがうまくいってもいかなくても、面 白く盛り上がりました。また、ソロ部分もありますから、個人の表現に関わる点も多く、自己解放もポイントでした。

それにしても夏ですね。夏本番のような暑い熱い太鼓合宿となりました(写真をお楽しみに)。次回Oh!太鼓は晩秋に予定しております。今度は何をしましょうかね。初めての鳥獣戯打編参加の皆々様、本当にお疲れさまでした。また、お会いいたしましょう!

6月30日(土)   

今日はOh!太鼓合宿。鳥獣戯打の練習。まずは御神乗太鼓でリズムをつかんだ。取りあえず今日はそれで終了。やっぱ、あとはビールっしょ(おっこ/田上洋子さん)。あーあ、たくさんかいたのにとなりのよっぱらいにけされてしまいました(ともこ/佐藤智子さん)。よっぱらいじゃないもん(もも/竹原桃代)。と、いいつつももちゃんはよお!(ともこ)

皆さん、合宿懇親会の楽しさが判って戴けましたでしょうか?こんな所にもノートを持って来るマニアな富田氏(笑)・・・(ともこ)

自分への不満でいっぱい。今に見ておれ、俺だって!(しのぶ/古澤忍さん)

あしたも、がんばってください。

ここは、富田ワールド。愛のあふれた世界です。太鼓をひとつ叩けば、輪が広がります。(もも)

明日も楽しく『どどんこどん どどんこどん!!』(ふぁんきー/窪田美香さん)

と、以上、今日はみんなに占領されてしまったのでした(富田)。

6月26日(火)   

サンリオピューロランドに久しぶりに行ってきました。3年ほど前に一度行ったきりでしたが、変わってませんね。今やっているショーでは、中国の雑伎団メンバーがキティーちゃんたちに交じって華麗な演技を見せておりました。雑伎団の出演者はみんな若いんだけど(小学生くらい?)、中国は学校に行かなくてもいいんでしょうね仕事のためなら。技を見ていると、芸を磨くには学校行ってられないと思わせる説得力があります。

この夏のショー(7/19〜9/2)、「ピューロランド みこし祭り」で太鼓指導をさせてもらうことになって打ち合わせに行ったんですが、太鼓を叩くのはショーのダンサーたち。短い稽古時間で(それもこれまで太鼓は叩いたことがない人たちが)本番に向かうのです。そして、ダブルキャストならぬ 、トリプルキャストで、一組6人のチームが、3組。まったく同じ事を覚えるのです。僕のスケジュールも7月はもうお陰様で貧乏暇なし状態。打組6月号もいつ出るのかわからなくなってきました。

6月25日(月)   

以前この欄でも紹介した江尻浩二郎さんの「ひとり語りの会」を企画した。この人を初めて見たのは、知り合いの芝居を見に行った時に役者の一人で出演していた時だ。その後、太鼓アイランド青葉に参加しに来たのがきっかけで、「てんドンカツドンたいこドン」にも現れバラシの後のお茶で話らしい話をした。というか、話を聞いた。その後、我が家にも一度泊まってもらって、ゆっくりと話を聞いた。

この人はとんでもない人である。良い意味で。放浪の旅が続けられることは凄いことだし、それをまた記録している(日記の量 も凄い)し、話をすることができる。30歳を少し過ぎたところ、話芸というものはまだないが、その予感があるのは確かだ。これまで役者として舞台の経験は多々あるが、一人語りはまだないと聞き、それなら僕が企画したいと思い、この会を主催することにした。兎小舎は定員50名、江尻浩二郎のこの時に立ち会おうという方は、お早めにお申し込みを!要予約です。詳しくはこちらを。

6月22日(金)   

昨日、塩尻での公演を終えて横浜に戻りましたが、今日は東京ディズニーランドのすぐ脇にある東京ベイN.K.ホールでのイベント出演。朝も早よから劇場入り、都合により待ち時間がたっぷりあるので、楽屋では、打撃団メンバーのほとんどがコンピューターに向かっております。メンバー全員がマック(事務所も、舞台監督のTさんも)ですから、何か問題が起こるといろいろと知っている人に聞けるので実に助かる。僕のiBookもやっと使えるようになってきて一安心です。

長野での13回公演が終わって、そして今日と、僕の場合、体はかなり疲れが来ております。長野の千秋楽一日前に「これで後一回で終わりだ」と、フッと気がゆるんだのか、きのうの朝からまた鼻の奥がおかしい。長野の学校公演は毎回面 白かったのだけれど、つい頑張りすぎてしまうので、翌日に疲れがどんどん溜まってくる。とにかく今日は仕事を終わらせて、明日はゆっくりと休みたいものだ。

  

6月18日(月)

梅雨の中休み、昨日の父の日、NHKのテント2001「みんなの広場」で『フルーツサンデー』の公開録画。テントとは言えそれは外観がそれ風ということだけで、立派なスタジオ劇場になっています。東京打撃団の出演は約6分、あっという間に終わりました。放送予定日は、NHK BS2 7月6日(金)18:00〜18:30 です。

やっと待ちに待ったnew iBook が届きました。ちょっと訳ありでCD-RW付は取りやめて、DVD付にしました。いやはやちょっと格好良すぎるデザインです。いいですよ〜。これからノートを買う予定の方、ぜひnew iBookにしましょう!ウインドウズの方もこの機会にマックに乗り換えましょう! まだ、きのうは時間が無くて設定はこれからですが、これを持って長野に戻ります。これからはHPの更新もすべてどこからでも出来る予定(壊れなければ)。

6月16日(土)   

松本での7回公演を終えて、片付け搬出、一路横浜に帰ったのが昨夜のこと。

同じ場所で同じように公演回数を重ねていると、だんだんと今自分が何をしているのか判らない空白の瞬間を感じることある。曲の演奏中に、フッと自分が別 の場所に行き、別のことを考えてしまう。そしてまた、現実の世界に戻ってくる。舞台の上で。そうしながらも自分の演奏は続いている。集中力の問題だと一括されればそれまでだが、そのくらいの余裕が生まれているのか?(時に大ボケもやってしまうんですが)不思議な感覚ではあります。

ただ、体はかなり疲れてしまっている。今日は一日、仕事にはならずグテグテしてしまった。第四回Oh!太鼓は、定員に達しましたので募集を終了いたします。ありがとうございました。

6月13日(水)   

きのうは劇場が休館日で公演はお休み。長野市在住の太鼓打ち・近藤克次さん宅に遊びに行ってきた。自宅以外にも廃校となった小学校を借りての自らの稽古場があり、もう一つ、町が管理する太鼓稽古場もあった。

アルプスの山並みが迎えてくれる静かな自然の中にある。都会の太鼓打ちの目から見れば信じられない太鼓環境だが、これも1993年に鼓童を離れてから日々精進し、8年にして成し得た結果 だという。克次さんも奥さんのYUKI-KOさんもとても元気そうでした。
克次さんとは、「兎小舎なにみてたたく第八夜」公演で会って以来、3年ぶりか?また、一度いっしょに太鼓を叩いてみたいです。今回はいっしょに美味い蕎麦屋めぐりをいたしました。

6月12日(火)

松本での東京打撃団学校公演が始まった。昨日から金曜日までで七回公演。久しぶりのデカイ劇場です。おまけに前方の客席をつぶして張り出し舞台にしているので、よけいに舞台が広く、奥行きが普段の二倍以上ある(この劇場の収容人数は約2000、その内の200席を取り外しているので今は、1800人のキャパ)。

舞台から客席を見るとずいぶん遠くにお客さん(生徒さん)が見える。ちょっとやりにくく思っていたが、二回も本番をやると慣れてしまった。人間とは慣れる動物だ。梅雨の中休みなのか、空は晴れ、心地よい風が吹いている。

昨晩は三谷幸喜監督の「みんなのいえ」を見に行った。前作「ラヂオの時間」は最高に楽しめたが、今回の作品は期待しすぎたのか物足りなかった。でも三作目も必ず見ます。三谷さんまた作って下さい。

6月5日(火)

山口県光市から日曜日に帰ってきたと思ったら、もう今日は長野に出発。
結局、注文していたnew iBookは間に合わず(発売予定日は5月25日だったんだけど、CD-RW付きは今月中旬か下旬になるらしい)、とっても残念。

光市での「ひかり太鼓25周年記念東京打撃団コンサート」は、市民ホール満員立ち見の大盛況のうちに幕を閉じましたが、この大ホールに足を踏み入れたところで、思い出しました。
ここで昔(確か鬼太鼓座時代)、公演をやったことがありました。もう20年ほども前のことですが覚えていました。
聞けば、周東町や、周防大島、祝島もそんなに遠くないのです。
周東町は猿舞座があり(今はどうなのか知りませんが)、周防大島は宮本常一先生の故郷だし、祝島は原発問題で有名になる前に祭りの取材で訪れました。この辺りは本当に海が美しいのです。

打撃団コンサートの前に地元太鼓グループの演奏やセレモニーがありましたが、光市に生まれれば自然と太鼓と触れられる環境があるようで、市がまるごと太鼓の地域活動に取り組んでいるようでありました。ひかり太鼓の25周年というのは、そのまま日本の創作太鼓の歴史とも重なります。ちなみに僕も鬼太鼓座に入座してこの太鼓の道に入り、今年の10月で25年目を迎えます。

5月29日(火)

この前の日曜日は、新潟県長岡市の真宗大谷派願興寺で太鼓を叩きました。佐藤健作と村山二朗との三人組です。関東では大雨だったんですが、山を越えれば晴れておりまして、それも五月晴れです。心配していたんです。野外公演だったもので。それがこの日の空は大当たり。久しぶりの野外公演。かがり火焚いて、ロウソク灯して、提灯飾って、空には月と星。そして境内では見事な杉木立ちがありました。お客様はと言えば、近隣の方から、隣町の越路巴太鼓の皆さん、長岡技術科学大学の悠久太鼓愛好会鶴亀会、長岡造形大学からは転太鼓舞(てんてこまい)という名前の太鼓グループ、忘れていけない地元の火焔太鼓、それから日本海太鼓の方まで、ずいぶんと太鼓関係者の皆様も多かったようで、盛り上がりました。トークコーナーでは村山の新潟にまつわるご先祖様の秘話まで紹介され、これには僕もビックリ、楽しい始まりでした。翌日(昨日)、横浜に戻りましたら、今度はこちらが夏の陽気。思わず地元の健康ランド(お風呂)へ車を走らせました。

5月26日(土)

先日木曜日、東京代々木八幡に本部がある劇団青年座へ行って来ました。秋の芝居で僕がお手伝いをさせていただくことになり、その下見です。太鼓の作曲と指導ですが、もし日程が都合つけば、何日かは(芝居は一週間毎日あるので)演奏でも参加したいと思っています。

それで制作部の方と話しておりましたら、今この劇団では「無法松の一生」を全国公演中で、そこでは林英哲氏が作曲指導、浅野太鼓店が太鼓協力しているという。ま、それは驚かなかったのですが、僕がちょっとビックリしたのは、ここの座員の方で一年間休座して佐渡で太鼓の修行をして帰ってきたのがいるんですよと、ちょっと誇らしげに話されていることでした。ね、役者の修行にも太鼓は欠かせませんよ。僕の学生時代の仲間で今も芝居を続けている劇団があって、僕はこの劇団でも太鼓指導の協力をしていますが、最近では芝居よりも獅子舞と太鼓とちんどん屋がメイン、今はその出し物を持ってヨーロッパ巡回の旅に出ています。ますます、太鼓打ちと役者の違いなんてなくなってます。世の中ボーダレス、演じること、叩くこと、すべて表現することの一つです。

5月23日(水)

きのう、新横浜のラーメン博物館に行って来た。世の中にはラーメン狂が多いらしいが、僕はソバ、うどん派だ。ラーメンはそんなに食べたいとは思わない。嫌いと言うことではない。旨いと思えるラーメンが少ないからだ。そもそも麺がどうの、スープがどうのと先にウンチクを垂れられると、先ず辟易する。喰ってうまけりゃそれでよし。値段が高ければそれも失格だ。安くて旨くなくては喰う気がしない。それで、ラーメン博物館だが、ここでは二種類を試した。札幌ラーメン「すみれ」と琉球新麺ラーメンだ。不味くはないが、とりたてて美味いというモノではなかった。

ただ、この博物館の昭和33年という時代設定が泣かせる。ここで働くお兄ちゃん、お姉ちゃんもそこにはまって楽しく働いているのがいい。紙芝居のお兄ちゃんは特に面 白かった。願わくは、もっとこの空間を広く作って欲しい(クレヨンしんちゃんの映画最新作・原恵一監督作品ではその欲求を叶えてくれているが)。日光江戸村があるくらいだから、新横浜昭和33年村があってもいい。そういうものであれば本格的に作って欲しいと思ってしまった。

ま、ラーメンは腹が減った時に食べればいい。ラーメンにこだわるというのであれば、せめて麺は手で引っ張って伸ばして作って欲しい(拉麺・ラーメンの「拉」は手で引っ張るという意味)。これもまたウンチクか?入場料の300円を払って中に入り、駄 菓子屋と夜店を冷やかして紙芝居を見て帰る、そういうラーメン博物館の御利用をお薦めします。

5月19日(土)

打組のワークショップ情報などを、iモードでも見ることができるようにしました。ただ、僕自身はiモードを持っていませんので、お持ちの方はチェックをお願いします。動作環境などをお知らせいただけると嬉しいです。iモード対応版のアドレスは、http://www.tomida-net.com/i です。

5月15日(火)

12日(土)てんドンカツドンたいこドン第三回『山の神編』、13日(日)子供のためのワークショップ「みんないっしょに たいこドン」が終わりました。共に三回目、一年に一回ですので、もう前公演から一年経っているのですが、なんだか第二回『宝の海編』も昨日のことのようです。速いですね一年は・・・。てんドンカツドンは前回よりもよりドラマチックに、ほとんどお芝居(太鼓ミュージカル)となっています。さて、次回はどうなるでしょうか?

その12日プーク公演が終わって後片づけを手伝ってくれた一人に、江尻浩二郎(えじり こうじろう)なる人物がおりまして、この人が面白い!もともとは役者で戯作家(秋にも劇団青年座で自作芝居が上演予定)。ところが思い立ってアパートを引き払ってバイクで旅に出たのが八年前、それからず〜と旅の空。日本全国全都道府県の隅々までを体験したいと日々バイクで動いている。ほとんどが野宿。初めて野宿したのが鎌倉大仏さんの前で、この時は危うく暴走族に襲われるところで逃れる。それから三年、今では自らの眼と鼻でここは危険か安全か(警察や警備員にもおとがめがない場所か)がすぐに判るという。最近自分の中ではまっているのは、トラックの荷台に寝ることで、夜になればそういうねぐらを捜すらしい。「そんなことして、知らないうちにそのトラックが走り出すってことはないの?」と聞くと、「まだそれは1回しかなかった」という。所持金が10万円を切ると住み込みのアルバイトを捜し、金を貯め、また旅を続ける。ある時はオウムの指名手配人物と間違われ農家の人に助けられ、ある時は知らずのうちにヤクザの組で住み込みアルバイト、またある時は・・・。こういう生活をしている人物を受け入れる場所は、社会の底辺、アウトローの世界でもある。そこからは日本が、人間の本質がはっきりと見えてくるだろう。僕にはできない生活、見えない日本を体で命をはって見ている。この日も「都心は危ないので、埼玉 あたりまで走ってねぐらを捜す」という。日本を自分の足で、自転車で、バイクで、旅している人は少なくはないだろうが、この人は作家だ。あと一年ほどこの日本探索の旅は続け、その成果 を戯曲に吐き出したいという。その心意気と実行力に僕は唸った。

5月10日(木)

昨夜の太鼓アイランド青葉でのこと。午前中に成田空港に着いて夕方、川崎での太鼓アイランドにいらっしゃったお二人がいた。その二人が互いの乗った飛行機を何となく尋ね合って驚いた。アムステルダム発成田行きの同じ飛行機に乗り合わせていたことが判ったからだ。一人はアムステルダムでの仕事を終え、もう一人はギリシャでのバカンスを終えての帰り道。お二人とも、これまで時々太鼓アイランドに参加している方で面 識はなかった。この広い世界で日々、星の数ほど運行されている飛行機に、知らずの内に同乗して、その足で太鼓アイランドに参加し初めてそのことを知り太鼓を叩く。こういうこともあるんですね。

私、思い切って、とうとう、やっと、新しいコンピューターを予約注文してしまいました。iBook G3 500 です。これまで使っていたのは1台目が型落ち新品、2台目(現在使用中)と、3台目(壊れた/初代ノート)が中古品で、4台目にして最新製品(発売は今月25日予定)!普段何でも高値のマックがやっと、10万円台の高性能ノートを発表して、実物を見ても触ってもいないんですがインターネットで確認して注文しました。ウインドウズタイプと比較すると、数字の上では10台に1台くらいしか売れていないらしいマッキントッシュですが、私はマック一筋です。

5月7日(月)

体感音頭新横浜版コンサートまでは、まだ三ヶ月近くあるんですが、共演の熊谷修宏から皆様へメッセージが入りました

5月6日(日)

GW最終日、横浜は晴天に恵まれました。僕のGWはプークの練習以外は他に特に何もなし。さて、先日の太鼓アイランド青葉での事、「プークの公演は大人でも見に行っていいんですか?」「ええっ?もちろん、いいんです!」ということで、子供しか入場できないと思っている方がいらっしゃいましたが、そんなことはありません。大人お一人でもいいんです。そんなみなさんに朗報

打組にメールをいただきましたら、チケットが前売り料金よりさらに100円引きとなります(お一人2,400円→2,300円。親子4,400円→4,300円。代金は当日劇場受付支払い)。メールをお待ちしております。もう一つお知らせは、緊急特別 出演で畑真由美さんが舞台に登場します(一曲のみ)。和太鼓初舞台だそうです。どこに登場するかはお楽しみに!

5月1日(火)

いよいよ五月!気持ちの良い季節の始まり?です。前回どんデン山の由来の話を書きましたら、さっそく佐渡出身者で東京にお住まいのKさんが、HPを捜して連絡して下さいました。http://www.top.or.jp/~donden/nameorgn.html 

これを見ますと色々な説がありまして面白いですね。さて、それでは僕が作った物語『てんドンカツドンたいこドン 山の神編』に登場する「どんデン山」はどういう山なのでしょうか?ぜひ、ご自分の目と耳でお確かめ下さい!

4月26日(木)

プーク人形劇場での『てんドンカツドンたいこドン』も、今年三年目を迎えますが、昨日やっと共演の井上智彦さんと初の稽古をしまして、今日なんとか進行台本第一稿を書きました。稽古のスタートが遅かった分、これから追い上げたいと思っています。

劇中に登場する山の名前が「ドンデン山」、佐渡ヶ島には実際にこの名前の山があるんですが、名前の由来は何だったんだろうか?う〜ん忘れたな、この公演には関係ないけど気になる。まだ本番当日までいろいろと毎日悩みますが、これが楽しいんです。ぜひ5月12日(土)もお忘れなく。

4月23日(月)

打撃団世田谷PT公演の感想並びに、淡路・三次体感音頭報告がこちらに登場しております。また、7月体感音頭新横浜公演の専用ページもオープンしました。花粉症もやっと収まってきました。

4月13日(金)

11日夜、鬼太鼓座代表・田耕氏が亡くなられた。26年前、僕が18歳の秋、ある雑誌の記事で「佐渡國鬼太鼓座」の存在を知り、その冬に初めて佐渡島に渡った。それが現在に至る最初の道しるべであった。僕は佐渡國鬼太鼓座の最後の4年間を過ごしたが、田耕氏と直接接した時間はそれほど多くはない。しかし、田耕氏の存在なくして、僕の太鼓打ちの道はなく、また現在の、日本に留まらぬ 和太鼓の隆盛もなかっただろうことは間違いない。確固たる精神を宿した男・田耕(でん たがやす)氏の御冥福をお祈りいたします。

4月12日(木)

このところ東京打撃団、4月世田谷PH公演の稽古に追われておりました。今回の舞台は2部構成で、1部が静、2部が動、全編シリアス路線です。あんまり言うといけないらしいんですが、演奏の内容としては、佐藤健作初の自作曲、熊谷の太鼓新曲が新鮮でしょうか。もちろん林田、村山の新曲も。私の新曲はありません。ま、プレイヤーとして頑張るつもりでございます。何しろ新曲ばかりで覚えるだけでも私にとっては大変なんです。それに今回は特にたくさんの人手がかかってます。劇場自体も素晴らしい劇場ですが、それに照明、美術、衣裳、舞台スタッフなど素晴らしい人々が参加してくださっております。演奏を別 個に考えても、舞台空間だけを見ていても面白そうですよ。私も今回はできれば、劇場の客席に座って、みんながガンガン叩いているのを聞きながら、うつらうつらと春のまどろみの中にたたずんでいたいです。これは贅沢でしょう?そこでまだ、切符をお持ちでない方に朗報です。今からでも両日(14、15)とも若干お席に空きがございます。特別 に打組でメールでのチケット受付をいたします。どうしてもご覧になりたい方は、今すぐ私にメールをお願いいたします。

4月7日(土)

またしてもマルセ太郎さんの話です。今夜、池袋の芸術劇場に『イカイノ物語』を観てきました。若干の不安があったんです。あまりにも期待しすぎるといけないと思い、肩の力を抜いて見に行こうとと家の玄関を出る時に心に誓いました(そんな大げさな)。ところが、よかったです。前回公演時よりも、マルセさんの言葉ひとこと、ひとことが胸に迫る、テンポのよい、素晴らしい舞台でした。願わくは、大阪でこの公演を観たかった。これは絶対、大阪で観た方が、もっともっと面 白い筈なんです。こんな喜劇ないでしょう?マルセさんの新作がもう見られないのは残念だけど、残した言葉を胸に焼き付けたい、と思います。

「イカイノ物語」関西公演日程 4月19日/神戸・松方ホール 20〜21日/大阪・近鉄小劇場 22日/貝塚・コスモスシアター 23日/京都・府立文化芸術会館

4月1日(日)

この寒さは何だ!と震えながら昨日の夜は布団に入っていた。まだコタツが離せません。やっと今日は晴れたもののやっぱり寒い。鼻水が止まらないのもこの寒さのせいか?

いよいよ春本番。二つの嬉しいお知らせがあります。一つは太鼓アイランド徳島の開催が決まったこと。青葉、淡路、に続く三つ目の太鼓アイランドです。それと和太鼓体感音頭コンサート初の夏開催、夏祭り たたき合い『和太鼓体感音頭in新横浜』コンサートが7月28日(土)に決定しました。夏の楽しみがふえました!これは嘘ではありません。

3月26日(月)

先月初め、某酒場にて「新しい衣裳は欲しいけれど金は無し」と呟いていたところ、「それなら作ってあげましょう」とありがたく声を上げてくださった方がいまして、まず第一弾として和モノを作ってくださいました。実はこの後、12月の体感音頭コンサートでは二人(富田+熊谷)の衣裳のイメージチェンジ(洋モノで)を図りたく、すでに進行中です。まずは今日できたこの和装で僕はイベントに出演します。そろそろ花見のシーズン、また春の催しなどで太鼓・三味線の出前はいかがでしょうか?お声を掛けていただければ、何処へでも参上します。

3月24日(土)

兎小舎・月一打と太鼓アイランド青葉のワークショップが続きましたが、まだ淡路、広島の公演の余韻が体に残っています。熱い公演でした。横浜に帰ったとたん花粉症がひどくなったようで、旅の間はしばし私はそれどころではなかったようです。12月の歳末叩き合いは、新構成新演出を盛り込む第二弾の体感音頭富田熊谷コンサートですが、その前に、それまではとても待ちきれないという皆さん(きっとたくさん、いてくれますように)のために、7月頃に、第一弾(昨年バージョン/淡路、広島でもやったもの)の再演版を横浜でも企画しております。太鼓は熱いときに打て、といいますので・・・。

3月22日(木)

きのう、広島県三次市から横浜まで帰って参りました。いや〜疲れました。車で約11時間の移動です。今日はそれで昼まで寝ていました。淡路島でのワークショップ・太鼓アイランド淡路開催、体感音頭2001淡路版コンサート、続いて同じく体感音頭2001広島版コンサートと短い旅ながら、この間に横浜の桜も花を咲かせるようになって僕を迎えてくれました。打組初の公演ツアーにもなった記念すべき旅ですが、お陰様で二カ所とも満員御礼で大盛況の内に幕を閉じました。一番人気演目は『アフリカン焼きそば』でしたが、他の演目もトークも回を重ねる毎に良くなっていると実感できました。東京門仲ホール公演との大きな違いはゲストがいなかったことがあげられます。完全無欠の二人太鼓コンサートができた点です(広島・三次ではコンサートの後、フィナーレという形で童心太鼓の演奏が一曲ありましたが)。熊谷修宏と照明の村上智子との三人旅、これからも皆様からお声を掛けていただき全国へ出前に行きたいと思います。とにかくこの体感音頭コンサートは自分で言うのもなんですが、面 白いです!

3月13日(火)

本日、マルセさんのお別れ会に参加させていただきました。たくさんのやさしい方々に見守られた写 真の中のマルセさんの目がにこやかでした。こんな場所で太鼓を叩かせていただきまして、本当に有難かったです。僕も優しい気持ちになれました。明日から淡路島です。

3月7日(水)

3月13日(火)両国シアターX(カイ/JR総武線両国駅西口から南へ3分)で『マルセ太郎お別 れ大宴会』が午後1時から8時まで開かれます。シアターXの劇場だけでなく、ロビー、楽屋、ギャラリー、会議室など施設をフル活用して多彩 に行われる予定だそうです。富田も終了間際に太鼓を少し叩かせて貰う予定です。会費はお志。平服でご参加とのことです。お問い合わせは、マルセ日和/03-3378-6584 人力舎/03-5378-0211 マルセ太郎を偲ぶ春の宴、興味のある方はお越し下さい。

3月5日(月)

さきほど帰って参りまして、面白かったです、シンガポール。短い時間でしたが充実した数日間でした。最初の二日間はテレビ局で美女をたっぷりと堪能させていただきまして(この模様は、シンガポールのTV「チャンネル5」で土曜日夜7時半〜二時間生放送されました『Miss Singapore Universe 2001』/東京打撃団はオープニングに出演)、昨日・日曜日はシンガポールの太鼓チームの人たちと一緒でした。もう、シンガポールの空港に着いてから、中国語がガンガン聞こえてきますから、嬉しくてたまらないんです。どこに行っても、女の子は可愛いし、食べ物も美味しいし、話をするのが楽しくて・・・・。全編中国語での和太鼓ワークショップも記念すべき初めての経験でしたが、楽しかったです。この為に僕は中国語を学んだとも言えますからね(実のところ太鼓のワークショップに語学力はそんなに必要ありませんが、その他もろもろの交流の部分でお互いの理解度が違ってくると思います)。いずれ、詳細は後日に

3月1日(木)

春の雨は気持ちいいですね。やっと風邪も治りまして、声も出ましてござります。今夜からシンガポールです。短い滞在ですが、久しぶりのアジアは嬉しいです。5日まで私宛のメールは開くことが出来ませんのでお返事書けません。御了承を!

2月22日(木)

先週の土曜日から始まった風邪が、徐々にその力を拡大してゆき、今週の火曜日から声が出なくなった。今日やっと病院に行けた(朝の6時から病院で順番待ちをして診察は9時半、早く終わった)ので抗生物質を貰い、たぶんこれで快方に向かうと思う。ここ何回かの風邪の傾向として声が出なくなる、というのがある。声を出すのが大好きな私としましては、何とも情けない状況になるわけでございますが、こういう時でもワークショップはやっております。決めたことはどうなってもやる、のですが、3月の太鼓アイランド青葉スケジュールは、打撃団の仕事&稽古の都合で、すべてのスケジュールがなくなっております。ご注意を。

2月16日(金)

森首相は、とても気のいい人なのだろう。プレゼントと言われれば何でも頂くし、貸してあげると言われれば、快く頂く。自分の得になることをわざわざ拒む人は少ないだろう。そして、恩を受ければ義で返す。正直な人だ。しかし、どこかおかしいと思ったことはないのだろうか。これまで考えたことが無くても、今気が付けば正直に「間違っていました」と頭を下げ訂正する(辞める)勇気を最後に見せてほしい。今、日本一注目されている人物と言っていい存在になった人として、できることがあると思う。そんな首相にも、首相でない方にも、ぜひ観て欲しいと思うのが現在公開中の映画「ペイ・フォワード〜可能の王国」だ。自分には何ができるのか・・・・。

2月10日(土)

以前からインターネットの本屋さんを覗くことはしていましたが、実際に購入したことはありませんでしたが、今、アマゾンhttp://www.amazon.co.jp/では、国内送料が無料なので僕も初めて本を注文してみました。私の「愛しき五星ビール」「豆満江に流る」もここで買えます(日数は少しかかります)。この機会に、まだお読みでない方も読んでみませんか?送料無料のキャンペーンは2月末までここではやっているそうです。他に常時送料無料の本屋さんサイトを御存知の方があれば是非教えてください

2月6日(火)

先日の津村さんのワークショップを見ていて、考えることは多かったのですが、その中でも一つ、一発の力、その大切さを痛感しました。僕のワークショップでは、普段、僕が作った曲を少しずつ練習する形をとっています。もちろん基礎打ちもやってはいますが、時間が充分とは言えません。確かに曲を覚えてみんなで叩くことも楽しいのですが、一発にこだわることも別 の打つ楽しみがあります。ただ一発のみを撃ち続けること。けっこうこれが快感だったりします。曲は覚えれば誰でも叩けますが、なかなか一発を的確に打つことを体で覚えるのは難しいことです。太鼓アイランド青葉では、一月からずっとこの正面 ・基礎打ちのみをやってきましたが、二月も今日から始まる「基礎特打ちコース」では一発にこだわります。日頃、叩いていても細部にわたって自分の打ち方を分析することは少ないと思います。太鼓アイランドが初めての方も、ぜひ一度参加してみませんか?新しい発見があると思います。

1月31日(水)

とうとう1月も終わり、月刊・打組1月号をやっと書きましたが、まだ発送は明日(2月)になりそう。会員の皆様申し訳ございません。先週はずっと淡路島で太鼓アイランド淡路をやっていました。もう講座も13回目ですが、島外からの参加者が増えてきておりまして、淡路の皆さんにもよい刺激になっているように思います。ありがたいことです。ただ、私個人といたしましてはマルセさんのお別 れ会に出席できなくて、ホントに残念でした。

本を読む機会が最近どんどん少なくなってしまっていますが、先週、ゆっくりと本屋さんへ入れたのでまとめて買ってきました。一日の最後に少しでも本のページをめくる時間を持つのは精神安定剤のように(と言っても、そんな薬は飲んだことはないが)落ち着きます。今お勧めは、田原総一朗の『日本の戦争』(小学館・刊)。なぜ日本はアメリカと戦おうとしたのか?朝鮮や中国を侵略したのか?そんなあたりまえの疑問に学校では何も核心を答えてくれなかったと思う。自分で知ろうとしないといけないのだろうが。この本がすべて正しいとは思わないが、右も左もないような説得力は充分です。この前の金曜深夜?朝まで生テレビでもこのテーマで論議が行われていました。翌日も仕事があったので最後まで見るのは断念しましたが、興味はかなりありました。

1月20日(土)

17日に行われました『津村明男の三宅太鼓塾2001横浜』の写 真を紹介しています。この一週間は淡路と広島で開かれます3月の体感音頭コンサート・チラシ+チケットをデザイン製作したり、確定申告の準備をしておりまして、ほとんど家におりました。ところで昨日、プーク人形劇場公演『てんドンカツドンたいこドン』の第三弾コンサートの日程を決めました。5月12日(土)です。去年は「宝の海編」でしたが、今回は「山の神編」を作る予定。どうなりますでしょうか?

それにしても寒いですね。外で台作りなど作業をしておりましたら、頭が痛くなってしまいます。来週淡路島へ車で行きますが、こうなるとまた雪が心配。去年のこの時期には思い出すのも恐ろしい大雪で大渋滞通 行止め、名神高速道路上で一夜を明かすという体験をしました。無事に帰ってこれますように・・・・。

と、書いたら本当に雪が降ってきた。

1月13日(土)

新年早々の正月二日、赤坂プリンスホテル公演が無事終わり(この日は、まだ夜も明け切らぬ 時刻に搬入し、夜の帳が下りた時刻に搬出が完了しました。搬入時も搬出時も同じ星空。お正月の間は東京の空も綺麗ンです。この夜空だけを見ていると一日があったのかどうか、ホテルで太鼓を叩く夢を見ていただけなのかと思わせました)、翌日は群馬県利根郡川場村へ。この村は1994年から3年間太鼓指導で通 った、僕にとっては懐かしい村だ。赤坂プリンスとはうって変わった雰囲気での新世紀祝賀会でして、外は大雪が降り続く。公演終了後、チェーンを車のタイヤにまいて会場を出発したものの、雪が降っていたのは川場村だけですぐにチェーンは外し、お正月のアッパレ晴れが続く東京へ戻る。この日は四日でしたが、確かに空気がきれいだった。環八を走っていても空が澄んで見えたのは僕の錯覚か?そして、世間ではお正月休みの明ける五日から私のお正月が始まりまして、淡路島へ帰省しておりました。

昨日が太鼓アイランド青葉の打ち初めとなり、これで僕の2001年が始まりました。初めて参加の方が3名いらっしゃいましたが、今月はずっと基礎打ち中心ですから、どんどん初めての方もお越し下さい。耳にタコができて腫れるくらいの同じことの繰り返しを練習したいと思っています。特に活動の少ない冬の間に力を蓄えましょう!さあ、お正月休みは終わりました(世間ではとっくに終わってるちゅうのに)。

1月1日(月)

明けましておめでとうございます。いよいよ年が明けた。明日の赤坂プリンスホテル公演と、四日の川場村での公演が終わらないと、僕はまだお正月気分にはなかなかなれないけれど・・・。

今年一年、皆様にも幸多かれと、お祈り申し上げます。楽しいお正月をお過ごし下さい。

 


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